朝日新聞が12億円弱申告漏れ
朝一でNHKが報道。
これも朝日 vs. NHKか?
朝日新聞 11億円余申告漏れ(動画あり)朝日新聞社などによりますと、朝日新聞社は業務委託の実態がほとんどないにもかかわらず、ロンドンなど海外の子会社に対しておよそ4700万円を業務委託費の名目で支出していたということです。また、名古屋本社ではおよそ3900万円を販売経費の名目で支出しながら販売店の所長らとの懇親会の費用などに充てていたということです。東京国税局はこれらの費用は経費とは認められない寄付金や交際費にあたるとして所得隠しを指摘しました。そのうえで、そのほかの経理上のミスと合わせて朝日新聞社に対して、去年までの7年間に11億8000万円余りの申告漏れを指摘し、重加算税を含めておよそ3億8000万円を追徴課税しました。
05/31 06:42
要するに、業務委託という名目で海外の子会社に送金したり、販売経費という名目で飲み食いしていた、という話なのね。
今、国税はマスコミ各社の経理をガンガン調べてるらしいから、見つかり次第、追徴課税ということになる。
で、これをわざわざ朝のニュースで流すところに、NHKの悪意を感じますな。
ひょっとして、NHKの不祥事ネタが今日明日はじける?
続き。朝日新聞の言い分。
本社、11億8600万円申告漏れ 3億円余追徴
2005年05月31日03時06分東京国税局は30日、朝日新聞社に対し、03年度までの法人所得に11億8600万円の申告漏れがあったとして、3億8200万円の追徴課税(更正決定)を通知した。うち重加算税額は430万円。本社は指摘に従い、全額を納付する。
本社は新しい編集・製作・経営情報の統合システムの導入にあたり、開発作業を外注してきた。02、03年度の開発費用のうち、全体の監督、管理に携わった本社員の人件費と、外部に委託した進捗(しんちょく)管理のコーディネーター費用を合わせた7億9100万円を、「経費」として処理した。しかし、「ソフトウエア」に関する00年度以降の税制改正などに伴い、これらは無形固定資産の「ソフトウエア」に含めて計上する必要があり、各年度で償却対象になった分以外は課税対象になる、と国税当局から指摘された。この関係の追徴課税の相当額は2億6100万円だった。
また、03年度に本社から「朝日新聞・国際衛星版」を発行するロンドンの現地子会社に「業務委託費」として支出した4700万円は「寄付金」とすべきだった、と指摘された。この分の追徴課税の相当額は重加算税と合わせて1700万円。
名古屋本社が97〜02年度に「販売経費」の名目で支出した3900万円は、販売所長らとの懇親会費用などに流用されていたため「交際費」に相当する、とされた。この分の追徴相当額は重加算税と合わせて1300万円。
このほか、「費用計上」の年度ずれや解釈の違いなどで3億900万円の申告漏れを指摘された。〈朝日新聞社広報部の話〉 「ソフトウエア」や「国際衛星版」関連で、国税局と見解が相違する部分はありましたが、申告漏れの指摘を受けたことは遺憾で、真摯(しんし)に受けとめています。名古屋本社の件につきましては、税務調査の前に社内調査で判明し、再発防止措置を講じました。今後も適正な経理、税務処理に努めます。
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