JR宝塚線脱線事故 JR西日本、事故後も宴会やゴルフさらに発覚@5/6
個人的にしたことは別だが、職場ぐるみ、かつ管理職の方が参加者が多いとなると
JR西日本は会社としての危機管理はどうなってるんだ?
という話になる。てか、緩すぎ。
脱線後にゴルフ、宴会、旅行…JR西185人参加JR西日本は6日、福知山線の脱線事故があった4月25日から同30日にかけての間、駅長などの所属長8人を含む延べ185人の社員が、ゴルフや飲み会、旅行など不適切な行事に参加していたとする内部調査結果を発表した。
このうち、神戸支社管内では事故当日に管理職9人も参加したゴルフコンペを開催。昼食時には事故の重大性を認識しながら、プレーを続行していた。同社は「不適切で全く申し開きできず、申し訳ない」と謝罪し、発表したすべての件について、処分を検討する。
同社は、天王寺車掌区の区長ら43人が脱線事故当日にボウリング大会を開いていたことが判明したのを受け、4日夜から、管内10の支社などを通じて各職場に同様の不適切なレクリエーション行事がなかったか緊急調査した。
その結果、7支社・建設工事事務所の管内であった職場の所属長が参加した8件と、所属長が中止させるべきだったと判断した4件を不適切と判断した。
このうち神戸支社管内では、参加希望者を募ってのゴルフコンペ「神戸支社長杯」(9日間)の6日目を先月25日朝から、兵庫県上月町の「ダイヤモンドカントリークラブ」で開催。姫路鉄道部長や相生駅、網干総合車両所の両助役ら管理職9人と一般社員10人が参加、午前10時ごろから午後4時ごろまでプレーした。
参加者は昼食時にはテレビや職場からの連絡で事故を知っていたが、最後までゴルフを続けていた。終了後、姫路鉄道部長は職場に戻り、26日以降のコンペは支社の判断で中止した。
同支社は、事故の連絡を職員にしたが、職場に戻るよう指示していなかった。
網干総合車両所は、事故当日に46人を現場に派遣し、その後も15人前後の所員を応援に出していた。
大阪支社の宮原総合運転所の係長ら11人は、関連会社社員らと27日にゴルフを行っていた。同運転所からは、初日の25日に20人、2日目以降、計16人を派遣しており、ゴルフ当日も4人が現場で活動していた。
このほか、広島駅長や助役らが25日から3日連続で、契約社員との懇親会を開催したり、京都建築工事所北陸派出所の助役らが、事故当日から1泊2日のゴルフ旅行に出かけていたりしたケースもあった。
25日といえば、まだ車内から救出作業が続いていた。最後の生存者が救出されたのは翌26日朝。その後、犠牲者の搬出に手間取り、捜索活動は28日夜にようやく終了した。JR発足後最大の事故、しかも人災である。
報道機関の友達に聞いたら、まだまだJR西日本を叩く予定らしい。てか、ネタが多すぎる、脇が甘すぎるというのが、その誘因になっているようだ。マスコミが個人を攻撃することは少なくなったが、法人は叩ける場合はとことん叩く。それがマスコミの方針である。JR西日本は、戦後日本が築いてきた社会の一断面を体現している会社だから、余計に叩きやすい。戦後体制が制度疲労を起こしている今、恰好の素材なのだ。
それと、JR西日本のマスコミ対応があまりにも拙劣なために、記者達の怒りを招いている。世論はどうだかわからないが、今、記者会見場にJR西日本の味方は一人もいないと断言できる。この状況で、更にマズイ対応を続けると、いつまでもJR西日本=悪という図式は喧伝され続ける。そして、次に来るのは
同じ国鉄から生まれたJR各社はどうなのか?
だろう。今のところJR東日本や東海、四国、九州、北海道などは、
自社はJR西日本のように、儲けを先にし、人命救助を後に回す企業ではない
フリをしている。しかし、元々同じ国鉄公社が分割民営化してできたのがJR各社だ。マスコミの次の標的は、JR各社だろう。一躍有名になったJR西日本の「日勤教育」のような暗部が、あぶり出されてくると思われる。JR各社が隠蔽している「知られたくない事実」は、果たしてあるのか、ないのか。
JR西日本が緩すぎるのは、次の話と対比すると見えてくる。【JR脱線】"社員の不適切な行動" 事故後のゴルフや宴会、さらに延べ185人スレッドより。
44 :名無しさん@5周年:2005/05/06(金) 22:30:37 ID:92RAU0+M
漏れの会社、定年するおっちゃんの送別会中止の連絡きたよ。
JRの切符読みとりのメカトロ納めているからだって。
(ちなみにJR東海と西日本両方だったとおもう)
大丈夫のはずだけど、問題になっているから念のためだって。
酒の席の好きな、おっちゃんだから、残念がっているだろうな。
優しい人だから文句言わないだろうけどさ。
44さんの会社はJRに機器を納めているだけだから、そこまで気にする必要は本当はないのだが、JR西日本に
犠牲者を悼み、今なお病床でケガと闘っている負傷者や後遺症に怯える負傷者に心からわびる気持
がない以上、そうせざるを得ないのだ。JR西日本が今回の事故を引き起こしたモノが何であるか、真摯に反省しているならば、少なくとも一連のボウリング大会報道に始まるこの「犠牲者をほったらかして、福利厚生のためのリクレーションに打ち興じる」という行為はあり得ない。特に、その参加者の半数以上が管理職である、という事実が、JR西日本の
部署が違えば他人事
という姿勢を拭いがたく印象づけている。管理職がなぜ高い給料をもらっているのか、一度よく考えた方がイイ。
JR西日本は旅客事業、すなわち人間の命を預かる仕事をしている、という初心を忘れているとしか思えない。
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