NHK「プロジェクトX」5/10放映分はやらせ? 朝日放送「ムーブ!」で検証 (その2) これは典型的なメディアの暴力だ
さて、5/10放映分のプロXでなぜこんなことが起きたのか。
指導者である合唱部顧問の先生はスタジオに呼ばれて、コメントしているのに、なぜ「ウソだらけの番組」が放映されてしまったのか。
それは、
NHKの傲慢な体質
があるからだ。NHKの制作者にとって
素材は素材、人間でも何でもない
わけで、自分の手柄を立てるために番組を作ってるようなモノである。いい番組を作れば、そこそこ評価され、それが出世に繋がるからね〜。番制だったらNスペ至上主義が今でも蔓延している。
ムーブ!本日の簡単なまとめ画像
http://namihei.zone.ne.jp/upup/up/39525.jpg
で、これに今回のような素人が巻き込まれると、抗議しきれなくなる。合唱部顧問の先生も、メディアの圧力に流されてしまったのだ。そりゃそうだろ。目の前ではカメラが回り、自分たちの話をしてくれている。これを
止めてくれ!
と言っても、相手は
もう編集できない、間に合わない
と平気で嘘をつくのだ。ウソに決まってるじゃん。わたしの知ってるPDはもっとギリギリまで編集してたぞ。それとも
今井EPの試写の時間が取れない
から、どうしても四月だかに決め打ちスタジオ収録→最終編集にしたのかね?
残念ながら、最近プロXは録画してないので
どこのアホPDが担当したか
が分からない。ああ、誰か録画してませんか? 最後のスタッフロールに書いてある
構成
というのが、今回の担当PDの名前だ。もし、どなたか録画している方がいらしたら、このスタッフロールに載っている「構成」「制作統括(担当プロデューサー名が入る)」をご教示ください。
しかし、市井の人、しかも
今も尚活動を続けている高校合唱部
にひどいことをするもんだな、NHKプロX班。もう、打ち切りにしちゃった方がいいのじゃないの? それとも、決して工業高校生が入局することはないから、どうでもイイと思ってるのかな。NHKは高専以上からしか採らないからな。
メディアの暴力に晒され、板挟みになって悩んでいる顧問の先生にはお気の毒としか言いようがない。
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コメント
はじめまして。
プロジェクトXの嘘については、松浦晋也氏も書かれています。
ご存じかもしれませんが、ご参考まで。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2004/11/nhk.html
投稿: さいとう | 2005-05-23 18:31