和歌山 井出商店のラーメン予約販売中

「和歌山ラーメン」にはいくつかの有名店があるが、知名度で抜群なのは

井出商店

http://www.jtw.zaq.ne.jp/neko-mimi/rahmen/main.html

だろう。ラーメン博物館にも出店して、全国的に名を馳せている。横浜に行った時に、ちょうど井出商店が出店してたんだけど、なぜか、ラー博には縁がない。カレーミュージアムにも縁がない。悔しいので、通販で敵を取ろうと思っている。

井出商店から遠くない場所にある近鉄和歌山が、いま、期間限定で、井出商店のラーメンを予約販売している。期間は5/24-5/31の一週間。一食525円で麺・スープ・具がついている。

井出商店のラーメン

発送は6月初旬とのこと。早速、注文した。
和歌山って行けない距離じゃないし、JR奈良から桜井線経由で行けるんだけど、なんとなく遠い。ま、飛鳥に行くのにも腰が重いので、しょうがないと言えばしょうがないのだけれども。

ちなみに、和歌山近鉄は、かなり特色のある商品を扱っていて、時々、変わった商品を紹介するメールを送ってくる。そのたびについ頼んでしまうのが悲しい。井出商店のラーメンも、今日届いたメールに書いてあった。こないだは、三年物の梅干しを買ったんだっけな。どうも和歌山近鉄には、カモにされているような気がする。

札幌生まれのわたしにとって、ラーメンはソウルフードだ。関西に来て
　うどんでも食べに行こか
というフレーズを知ったが、札幌だと
　ラーメンでも食べに行こうや
だ。食事というより、おやつというか間食の扱いかな。北海道のヒトは、ともかくよく食べる。好みは、こってり系で、初めての店でははずれが少ない味噌を頼むことが多い。札幌ラーメンは、大量のラードがデフォルトだったけど、最近はまた変わってるのかな。マヨネーズのような容器にラードが入っているのを普通に売っていて、家庭に常備されている。ラードは、自分の丼に好きなだけ絞り出し、上に熱いスープを注ぐ。関東のヒトにこの話をすると、仰天されたのだが、たしかにチューブ入りラードって、そこらに普段売ってるものじゃないもんな。

もう年齢の半分以上を暮らしている関西には、こってり系ラーメンが多くて、あまり困らない。以前は、「ますたに」や「天下一品本店」の近所に住んでいたので、その気になれば、すぐ食べに行けた。横浜では、麺が今一好みじゃないけど、家系ラーメンを食べることが多い。奈良にもこってり系のラーメン屋はあるので、たまに行く。近所のラーメン屋がなくなってしまったのが痛い。どうしても札幌ラーメンを食べたい時は、自分で作る。最近はどこにでも西山ラーメンを見かけるようになったから、札幌から送ってもらわなくてもよくなった。

ベースは麺もスープも西山ラーメン。基本のトッピングは、味噌ラーメン仕様で、玉葱・もやし・豚挽肉を炒める。スープは、豚で取れたのがあればいいが、なければ適当。ベル食品のベースがあるといいのだが。具を炒めると出てくる水分は、スープに投入する。できれば、玉葱は焦げそうなくらい炒めた方がイイ。以前、ベル食品では、この炒め野菜のベースを売ってたのだけど、廃番になったみたいで見かけない。後は葱とメンマがあれば、なんとかなる。味噌ラーメンではチャーシューはなくてもいい。

油の層の厚さでは随一を誇るらしい、環七沿いの「なんでんかんでん」に一度挑戦してみたい(というより怖いモノ見たさ）のだが、残念ながら十数年機会がないままだ。行列して待たされるラーメン屋は苦手だしなあ。

ちなみに天下一品本店のラーメンは、体調のバロメーターになる。この手の「体調を図る」ラーメンは、京都にいくつかあって、京都駅の近く、「たかばし」の「新福菜館本店」と「第一旭本店」もそうかな。　奈良だと「まりお流」あたり。胃腸の弱いヒトにはおすすめしない「体調チェック」だが。