JR宝塚線脱線事故 メディアの自己検証@神戸新聞
三回シリーズ、ということなのだが、5/21に第一回が掲載されてからなかなか次が出なかった。
一回目
尼崎JR脱線事故報道を考える(上)/メディアスクラム(集団過熱取材) 不十分だった回避策 2005/05/21死者107人、負傷者500人を超える大惨事となった尼崎JR脱線事故は、報道のあり方にも多くの課題を投げかけた。悲しみに暮れる遺族を大勢で取り囲む取材や、会見での行き過ぎた質問は批判を浴びた。個人情報保護法をめぐり、新たなあつれきも起きた。現場で取材する中で浮かび上がった課題を3回に分けて考えてみる。最初はメディアスクラム(集団的過熱取材)について。
(以下略)
文字通りの「メディアスクラム」について。今回の事故取材であちこちで見られた光景だ。今でも、献花台で同じことをやってるんだけどね。
以下は取材に当たった記者が
顔出し・署名入り
で、取材時の反省を書きつづっている。
昨日付で掲載されたのが二回目。
尼崎JR脱線事故報道を考える(中)/記者会見、追及とのはざまで 2005/05/31尼崎JR脱線事故をめぐるJR西日本本社の会見では、JRに厳しく詰め寄る記者に暴言があったとして、読売新聞社が謝罪記事を掲載する異例の事態になった。JR西の隠蔽(いんぺい)体質が浮き彫りとなり、発表内容が二転三転する中での発言だったが、やつれた幹部の精神状態を心配する声もあった。記者会見はどうあるべきなのか。
(以下略)
所謂「ボーリング大会記者会見」の席上起きた「髭記者」問題についてだ。
どちらの記事も、身内に甘いのは間違いない。記者たちは
新聞の正義
を信じて取材をしてるのかも知れないが、問題は
読者は新聞の正義をあまり信用してない
という点。
印刷物が神
だった時代は終わった。
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