JR宝塚線脱線事故 遺族間にある不協和音
昨日の続き。Yahoo掲示板で遺族の方の話が続いている。
JR福知山線脱線事故トピックより。一部伏せ字。
もう一点。(第三者の皆様へ)2005/ 6/19 22:59
メッセージ: 35042 / 35086
投稿者: o_nanachan60確かに今回の脱線事故の遺族会結集を呼びかけたのは**さんです。これは信楽高原鉄道の衝突事故の遺族会代表と連絡を密にし、その経験を生かして自ら進んで呼びかけたのだと思います。だが、ここで今回の脱線事故の関係者以外の人の意見を聞きたいのです。真っ先に呼びかけた人(**さん)が、最初は遺族説明会の中で、他の遺族から糾弾を受け、「NHKから頼まれた」と、会場で発言したことです。このことは当日出席していた全員が知っています。だが、事実はどこかの民放の犬になって、4時間も参加者を騙し続け、挙句の果てに白状したのです。(説明会終了後の共同通信社の取材で、「JR西日本の態度は信用できないので、発言を記録しておけばよいと思った。ビデオを持っていなかったので、民放の人に借りた」と認めております)
ですから私はこの人の遺族会には参加いたしません。第三者の皆様、どう思われますか?遺族会なんて必要ない
2005/ 6/20 0:54
メッセージ: 35059 / 35086
投稿者: o_nanachan60
私の基本姿勢はそれだけです。土曜日のよる、(5月28日に現場で各記者に名刺を頂いた)それこそ各新聞社、放送局等、十数件の報道関係者に電話で連絡を取った。遺族にはそれぞれ家庭の事情があるのです。合同説明会は当然必要でしょうが、今回ほど100%以上の非をJRが認め、子供には奨学金制度をも設けるので、私の亡くなった兄も、子供たちに対しても少しはうかばれるでしょう。
遺族に関係の無い貴方に何が判る?遺族会の分裂なんか、私は求めていません。
ただ、それぞれの遺族が亡くなった人の思い・社会的地位をJR側がまったく弁えず、十把一絡げに説明会を開いた事に問題があるのです。
わたしは、各支部(たとえば宝塚地区・三田地区・川西地区等)ごとに連携を持って今後の交渉を進めたいと思っているだけです。
第三者にとやかく言われる筋合いは私は考えていません。ただ、カキコで一部でも私の気持ちを理解していただける方がすでに居た事に感謝します。o_nanachan60さんへ
2005/ 6/19 23:46
メッセージ: 35049 / 35086
投稿者: natu_teto
お気持ち察しております。私も今回の事故で夫を亡くし、参加させていただきましたが、あのような形で会を終えてしまったこと残念に思ってます。
当たり前なのでしょうけど人の数だけ違う考えがあり思いがあるんですね。今回、他のご遺族の方たちのお話を聞いてそう思いました。
しかし考えの違いから遺族同士が揉めてしまうことは、とても耐え難い。どうかお心を落ち着かせてください。感情的になってしまうことで、あなたご自身が余計に傷ついてしまうのではないかと、やりきれない気持ちでいます。
違う考えをもつ遺族であってもお互いに譲歩していい関係が保てる環境になることを願ってます。(なかなか難しいのかもしれませんが・・。)
とはいえ、私自身も頂いた資料の2ページ目からまったく進んでなくて、夫の最後が知りたいと言う思いばかりで、他のご遺族のみなさんと足並みをそろえれるかと言われればなかなかそういう気持ちになれないというのも正直なところなのですが。(^_^;)natu tetoさまへ
2005/ 6/20 2:00
メッセージ: 35064 / 35086
投稿者: o_nanachan60
私の気持ちをご理解いtだきまして誠に有難うございます。
私の亡くなった兄はちょうど2両目から発見され、死体番号でしか表れていない粗末な棺で、顔のほくろとズボンの中の名刺入れでどうにか確認できた程、むごい遺体でした。とても義姉に見せられる状態ではありませんでした。その場でたったひとりの兄を失った私はその場で泣き崩れながらも、警察との死体検案、遺留品の確認をせかされ、今だに脳裏に焼きついています。くの字に曲がった2両目に40時間以上遺体として待たされた気持ちは、身内にしか当然理解されません。私の掲示板に対する書き込みの進め方が間違っているとも自分自身十分判っていますが、第三者ではなく、残された遺族と気持ちを共有したいのです。
それが、土曜日の遺族説明会で一部の心もとない人によって、中断せざる得なくなったことが無念でなりません。jojoichiro様へ。
2005/ 6/20 12:46
メッセージ: 35083 / 35086
投稿者: o_nanachan60
心中を察していただきありがとうございます。
<所詮、掲示板は野次馬の集まり、あなたが直面している現実を書き込まないほうがいい。あなたの心が乱されるだけ。そんなことより、やることがたくさんあるはず。>
良く判りました。こんな事を、その時の怒りに任せて書き込んだ私が、馬鹿でした。しばらく、この板は読むだけにします。
政治思想や信条に左右されるのがイヤだ、という人もいる。「すぐに団結を」といわれても、心の整理がつかない人もいる。
過去、大事故の補償交渉で、遺族会が一団となって乗り切った例というのをわたしは寡聞にして知らない。それぞれのご遺族にはそれぞれの事情があるからだ。確かに、JR西日本に個人で立ち向かうのは難しいのだが、かといって時間の掛かりすぎる恐れのある団体交渉にどれだけの人が賛同できるか。そうした余裕のある人ばかりではないだろう。
事故補償というと、有象無象がたかりに来る。もちろん、「遺族の利益を最大限に引き出す」といううたい文句で、いろんな連中が遺族の周りに蝟集してるだろうことは想像に難くない。誰が本物で、誰がインチキなのか。家族を失って辛い立場の遺族が、経験のないこうした交渉を手助けしてくれる人物を選ぶ際に、正確に判断を下せるかどうか。情報は限られているだろう。
ともかくも、この掲示板でお兄様を亡くされた方、配偶者を亡くされた方が、遺族会への違和感を口にされている。そうした思いがあってもおかしくはない。
ただ、気になるのは、今後、遺族がばらばらになり、JR西日本に有利な条件で、補償交渉がまとめられていくのではないか、という点だ。相手は大企業、この手の交渉には、慣れている。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント