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2005-06-28

NHK10月改編アリか

毎日がなぜか今頃
 5/10放映のプロジェクトXに関する検証記事
を出している。

プロジェクトX:行き過ぎ?「美談」演出

「プロジェクトX」関連書籍は人気を誇るが……
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/tv/news/images/20050628k0000m040139000p_size5.jpg

 NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」をめぐって、トラブルが相次いでいる。高校の合唱部の活躍を取り上げた5月10日放送の番組では、NHKはその後、その高校に謝罪し、番組ホームページから削除するなど、かつてない踏み込んだ対応を取った。無名の人物が障害を乗り越えて偉業を達成するまでの「美談」を描き、毎回視聴者から高い支持を得ている看板番組。一方、制作スタッフは少人数で、重圧に耐えながら番組を作っているのが実情だ。スタートから6年目を迎えてテーマのマンネリ化が指摘される中、放送回数を減らす案も浮上している。【丸山進】

 ■裏付け取れぬまま

 5月10日放送の「ファイト!町工場に捧(ささ)げる日本一の歌」は、79年に大阪府立淀川工業高校へ赴任した新人教師が、合唱部を作って全国コンクールで金賞に輝くまでを描いた。だが、「当時は(同校は)荒れに荒れていた」というナレーションが流れる回顧部分に同校OBらが反発し、抗議を受けたNHKが謝罪、訂正した。
 NHKが認めたのは(1)暴走族の資料映像を使ったのは行き過ぎ(2)同校の退学者数を年間80人としたが、71人の誤り(3)合唱コンクール会場に警察官が来たというナレーションを流したが、事実はなかった(4)「求人はなかった」というナレーションが学校全体に対することのように受け取られ、誤解を招いた−−の4点。
 なぜ「行き過ぎ」が見逃されたまま番組が作られてしまったのか。NHKは「暴走族のシーンは、バイクを乗り回す生徒がいたという証言を聞いて頭に浮かんだイメージに合う映像を使ってしまった。退学者数や警察官が来たことは関係者の証言で得た情報。資料や他の証言などで裏付けを取る努力はしたが、取れないまま放送してしまった」と釈明する。

 ■「良い話、そんなにない」

 「プロジェクトX」の取材を担当する常駐ディレクターは13人。原則として各回1人が担当し、取材から編集、番組構成までを一手にこなす。取材期間はおおむね3〜4カ月間。その間にナレーションや再現シーン、スタジオでの問答までも1人で考えなければならず、負担は大きい。
 看板番組ならではの重圧も加わる。番組に関係するNHK職員は「日本中の視聴者が注目しており、感動のある内容にしなければならない。細かい取材が必要となる再現シーンが主体なので、生の映像を追いかける他のドキュメンタリー番組より神経を使う」と打ち明ける。あるNHK幹部は「関係者の証言が頼りなので、本来なら断言調のナレーションは好ましくない。だが、そこが番組の特徴として定着しており、今さら変えることもできない」と漏らす。
 00年3月に始まり、週1回ペースで、通算放送回数は今月21日で175回(再放送を除く)。ビデオリサーチによると、関東地区の視聴率は02年1月に放送した番組で20%を記録し、淀川工高を取り上げた番組も10.1%と、激戦の放送時間帯である午後9時台としては高い数値を維持。日本PTA全国協議会が昨年実施したアンケートでは、「親が子供に見せたい番組」の1位に選ばれた。
 「毎週のように良い話があればいいが、現実はそううまくいかないはず。現場は相当な無理を強いられていると思う」と、スタッフに同情的なNHK幹部もいる。
 NHKは10年ほど前、ドキュメンタリーで同じ淀川工高の合唱部を取り上げていた。同校の校長は「NHKから『今度はプロジェクトXで取り上げたい』と話があり、ありがたく受けた」と振り返る。このためNHK内部では、かつてのドキュメンタリーを再構成した「焼き直し」だったとの指摘も出ている。

 ■売れる関連商品

 テーマの枯渇やトラブルなどで、NHK内部では番組改編期を迎える度に、「プロジェクトX」の打ち切りが話題に上ってきたという。海老沢勝二前会長の肝いりで継続していたという経緯があるため、NHKの全理事が入れ替わった今は議論がしやすくなった背景も手伝い、「今回のトラブルで以前とは議論の雰囲気が全く違ってきた」と、ある幹部は言う。
 だが、そう簡単に番組を打ち切れない事情もある。その理由の一つが、根強い人気に支えられて番組関連商品の売れ行きが順調なことだ。関連会社の日本放送出版協会が発行する「プロジェクトX」関連書籍は27巻を数え、総発行部数は約90万部に上る。第1巻は8万5000部を発行し、最新巻でも1万部以上を維持する人気ぶりだ。
 「プロジェクトX」のビデオ79巻とDVD78巻を発売しているNHKエンタープライズにとっても主力商品だ。NHKの原田豊彦放送総局長も5月25日の定例会見で「(視聴者から)高い評価をいただいており、どうこうする話は出ていない」と述べ、打ち切りは否定した。
 妥協策として浮上してきているのが、早ければ10月に番組改編を行い、放送回数を減らす案だ。ある幹部は「いい話を集め、内容に無理のない番組ができるのなら、その方がいい」と語り、週1回の放送にこだわらない考えを示している。
 NHKの番組改編は通常4月だが、増え続ける受信料の支払い拒否・保留に有効な手立てを打てない中で、異例の10月改編に向けた議論が内部で進んでいる。目玉番組もその例外にしないことで、「NHKは変わった」と印象づける副次的効果も狙っているという。

毎日新聞 2005年6月28日 1時03分


ま、
 プロXは打ち出の小槌なのですぐには打ち切れない
という話が書いてあるわけだが、注目は以下の部分。

 NHKの番組改編は通常4月だが、増え続ける受信料の支払い拒否・保留に有効な手立てを打てない中で、異例の10月改編に向けた議論が内部で進んでいる。目玉番組もその例外にしないことで、「NHKは変わった」と印象づける副次的効果も狙っているという。

てかさ〜、
 エビ派が作った今年度の編成なんだから、エビ派粛清後は全面的に変えないとダメ
じゃん。NHKは民放と違って
 ドラスティックな改革を表に出す
ということはしない。わざとしないのか、そういう体質なのか謎だが。管理職異動で戦犯が放逐された「ニュース7」の改革も、なかなか進まないが、NHKカレンダーからいくと
 秋から変わります!
ということで、改革をアピールなんだろうな。

で、プロXが打ち出の小槌で打ち切りが難しい、というのは、
 受信料収入の逼迫が本体にもの凄いダメージを与えつつあるから
だ。絶対に、
 現在公表されている支払い拒否数の数倍
だろう。100万件では揺るがない、と言われてたのだが、イヤにばたばたしてるところをみると、100万件はとっくに越え、経理が頭を抱える額に達していると見る。その危機的な状況で
 職員が誠心誠意、支払い拒否世帯に電話をすれば、受信料収入が上向く
と幹部が思ってるなら末期的。
 象はゆっくり死ぬ
な、たぶん。一般職員の叫び。NHK職員不祥事 情報提供スレッド 四より。


577 :名無しさんといっしょ :2005/06/23(木) 04:33:18 ID:w+NugEH5
全職員参加の電話大作戦といっておきながら
局長や理事どもはなぜ参加しない
貴様らヒマなんだから朝から晩まで電話してろ

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