NHKや全国紙から優秀な「一人っ子」が逃げてゆく日 転勤と少子化の深刻な関係
「憧れのマスコミ就職」と考えている人間は少なくないのだろう。どのメディアも、競争率が高い。
ところが、NHKや全国紙では転勤が避けられない。出生率が2を切って久しい現在、
転勤で親をどうするか?
というのは切実な問題になりつつある。
転勤するくらいなら、地元を動かない企業に就職する
という若者が増えてもおかしくはない。
( ^▽^)<NHK就職情報37スレッドより。
9 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/17(金) 11:18:00 秋採用受けようと思ってたけど、そういえば受信料払ったことがないや。 これって駄目だよね。22 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/20(月) 01:06:52
転勤避けて他社行く奴は多そう23 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/20(月) 01:09:27
転勤が無いってのは人生の上でプラスなの?24 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/20(月) 03:23:09
個人の価値観による25 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/20(月) 03:53:25
一般的には転勤を嫌がる人が多いね。26 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/20(月) 21:50:30
これから少子化で、ますます転勤嫌がる(というか転勤できない)人間が増えてくる。
親の面倒見なきゃいけないからね。27 :就職戦線異状名無しさん :2005/06/21(火) 00:54:12
近年は減収につき、莫大な金のかかる異動は抑制気味
これまでの採用計画は
複数の子どもがいる世帯から採用、マスコミの若手は親の介護とは無縁で済む
と漠然と考えていたのではないか。
少子化による「親の介護」問題
を回避できないと、
1.転勤のある職場は最初から選ばない
2.転勤によって親の介護が出来なくなるなら、転職する
ということが起きる。
1.は、タダでさえ少ない優秀な人材が最初から受験しない原因になる
し、
2.は、せっかく金を掛けて養成した社内の人材をみすみす流出させる
結果になる。企業の人材獲得・養成のための費用は相当かかってるわけだけど、少子化で優秀な人材の奪い合いになる業種では、転勤は人材獲得・確保のネックになりそうだ。
しかも、晩婚化が進んでいる、ということは
大学卒業時には親は定年を迎えているかもしれない
のだ。これまでは
新卒者の親はまだ働いている
という考えだったかも知れないが、それは通用しなくなる。
親の介護をどうするか
という問題に正面から取り組めない企業は、国内からは人材を確保できなくなるだろう。その場合
安い賃金かつ悪い条件でも働いてもらえる人材を海外から輸入
するしかなくなるだろうな。
マスコミは、
名目賃金は高いかも知れないが、労働時間で考えると割に合わない業種
だ。「親の介護」問題をクリアできない限り
外国人をマスコミがもっとたくさん採用する
しかなくなるだろう。お隣の中国は「一人っ子」政策で、親の介護問題は日本より先に急激にのしかかってくる。そうすると、果たして
日本のマスコミで働きたい優秀な外国人
というのは、どこから出てくるだろうか? 海外から来るのか、それとも国内の在日外国人がその任を担うのか。そして、もし、外国人を採用した場合
日本のメディアの論調は変わっていくのか?それともそのままなのか?
も気になる。日本の外国人がハッピーだとはあまり思えないので、
「国際化」したNHKや全国紙
が実現した場合、彼らの主張が反映されることになっていくのではないか。
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