祇園祭 今年の長刀鉾の稚児は末富の息子
苗字が「末富」一族の苗字だな、と思ったら、その通り。
稚児に山口君「あこがれ、うれしい」 祇園祭・長刀鉾 禿は元広君、藤沢君長刀鉾の稚児に決まった山口祥輝君(中央)と禿役の元広竜士君(左)、藤沢史哉君(京都市下京区・長刀鉾保存会)
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2005/06/02/P2005060200189.jpg祇園祭の長刀鉾保存会(京都市下京区)は2日、今年の稚児1人と補佐役の禿(かむろ)2人を発表した。
稚児に選ばれたのは、京菓子製造販売「末富」専務の山口祥二さん(44)=下京区=の長男祥輝君(8つ)。禿は会社役員元広剛巳さん(46)=伏見区=の長男竜士君(8つ)と、会社社長藤沢欣也さん(41)=下京区=の二男史哉君(6つ)。
山口君と元広君は京都女子大付属小3年の同級生で、ドッジボールや野球の遊び仲間。藤沢君は洛央小1年で徒競走や水泳が好きという。
4歳から剣道を習っている山口君は「あこがれの長刀鉾に乗れるのはうれしい」とほほ笑み、山鉾巡行の先頭で四条通に張られた注連縄(しめなわ)を太刀で切る大役に「かっこ良く決めたい」と照れながら話した。元広君と藤沢君も「うれしい気持ち。がんばります」と話した。
祇園祭の鉾に乗る稚児はかつて船鉾以外すべて生(いき)稚児だったが、江戸時代末期以降、次々と人形に替わり、今では生稚児の伝統を守るのは長刀鉾だけとなっている。
稚児に出すには、それなりのおうちでないと大変だ、とはよく聞く話。
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