中国でサイト登録義務づけ まさに現代版『四庫全書』
サイトを期日の6/30までに登録しないと、閉鎖。これが国家のネット検閲でなくて何?
さすがは、地球上で残り少ない社会主義国家中国。やることがとんでもない。
中国:サイトのオンライン登録は6月末に終了、未登録サイトは閉鎖も 2005年06月01日 13時22分2005年2月に始まった中国国内インターネットサイトのオンライン登録作業は6月末に終了する予定となっている。情報産業部が先ごろ発表した最新統計データによると、現在まで登録済みサイト数は全体の74%を占めている。
情報産業部通信管理局は5月30日、インターネット情報サービス管理弁法、非経営目的のインターネット情報サービス登録管理弁法に基づき、サイトを当局に登録しない者について以下の処分を行うとしている。期限までサイト登録を行わない機関・個人に対し、プロバイダーは同サイトのためのインターネット接続サービスを停止、省(自治区、直轄市)通信管理局に報告することが義務付けられている。このほか、サイト登録を拒否する機関・個人については省(自治区、直轄市)通信管理局が一定期限内のサイト登録を命じる。期限後もサイトを登録しないものについてはサイトを閉鎖、プロバイダーのネット接続サービス停止とする。【経済日報 2005年05月31日】
閉鎖するだけじゃなくて、接続も出来なくするのか。
ま、中国当局のやることは半端じゃないね。
で、これが何故『四庫全書』か、というと、
『四庫全書』は学術文化奨励の名を借りた、反清思想・反社会的分子弾圧
だからだ。異民族である滿洲族が、中国を支配するために、漢民族の文化に理解を示す振りをして、全国から書物を集め、善本を作るとともに、清朝に都合の悪い書籍は禁書にしたり、様々な弾圧を加えたのがこの『四庫全書』編纂事業だったというわけ。同じことをネットでやろうとしてるのが、今回のインターネット政策。
『四庫全書』の話はここに
四庫全書ーWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/四庫全書
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