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2005-06-27

高松塚古墳解体 今日検討会で決まる

本当に解体保存を決定できるのか。
いま、東京で高松塚古墳保存検討会が開かれている。結論が出るとしたら午後かな。

文化庁は、なぜだか方針を急転換して
 解体保存
を急ぎたい様子。さて。報道を待とう。

続き。
解体は本決まりに。


高松塚古墳、石室解体決まる 恒久保存対策検討会
2005年06月27日20時03分

 奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡)で劣化が進む国宝壁画の修復保存策をめぐり、文化庁の恒久保存対策検討会(座長=渡辺明義・前東京文化財研究所長)は27日、東京都内で会議を開き、墳丘を掘って壁画の描かれた石室を取り出す「石室解体案」の採用を決めた。「国宝」を守るため、「特別史跡」の大幅な現状変更を認めるという前例のない決断。07年2月ごろの解体着手を目指し、今後は具体的な解体手順や修復方法を詰める。一般公開の方法についても検討する。
 解体案は、石室(内寸で長さ約2.66メートル、幅1.04メートル、高さ約1.13メートル)を構成する15枚の石板(凝灰岩)を一つずつ墳丘から取り出し、新たにつくる施設に運んで修復、保存処理する。将来は、墳丘に温度・湿度が管理できる設備を整えたうえで、元の位置に戻すことを前提にしている。
 手順は、(1)墳丘の頂上から約2.5メートル下にある石室まで必要最小限の土を取り除く(2)壁画の描かれたしっくいが壁石からはがれ落ちないようにする処置をし、石板のつなぎ目部分のしっくいを切り離す(3)天井石、四方の壁石、床石を一つずつ器具で挟んでつり上げ、墳丘外へ移動(4)カビ防止用の脱酸素材とともに石板を密封し、温度や湿度を制御した施設に運んで修復する。
 解体時期は、温度・湿度が低くてカビが繁殖しにくい冬場を想定。今後、模型を使った解体実験が10回程度必要となるなど準備に時間がかかるため、次の冬には間に合わないという。
 地元の明日香村は、壁画を現地に戻す前に村内で公開するよう求めている。文化庁の下坂守・美術学芸課長は検討会後の記者会見で、「修復が済んだ壁画から公開を検討したいが、具体的な時期や場所はわからない」と話した。
 この日の会議では、「墳丘に冷却パイプを通してカビを防止する緊急対策の成果を見てから判断するべきだ」との慎重論や、「解体後の最終プランが見えない」「現地に戻せる保証がない」などの疑問も出された。しかし、壁画の劣化進行は深刻で、時間的な余裕はないとして、解体に合意が得られた。
 〈高松塚古墳〉 7世紀末〜8世紀初めに築造された円墳(直径23メートル)。72年に国内で初めて極彩色の古墳壁画が見つかった。中国や朝鮮半島から伝わった古代の最新衣装を身にまとった女子群像は「飛鳥美人」と呼ばれ、考古学ブームの火付け役になった。しかし、西壁に描かれた白虎の描線が消えかかったり、黒く変色したりするなど、多くの壁画が激しく劣化していることが昨年6月に表面化。カビなどが原因とみられ、文化庁が対策を検討してきた。


ま、
 解体する
という方向で設置された「保存検討会」なので、この結論しか出ない。

解体の手順については、NHKニュースの七時のニュースでやっていたが、まだストリーミングビデオがアップされていない(20:26現在)。

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