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2005-06-24

奈良という地域

奈良市の鍵田忠兵衛市長が議会を解散、自らも辞職した。(昼のNHK関西ローカルニュース)午後から記者会見の予定。奈良在住マスコミ(奈良新聞・奈良日々新聞・NHK奈良局・奈良テレビ)に関西のマスコミは取材に走り回ってるだろう。

実は、奈良県というのは
 自治体の首長の不祥事やら、地方議員の不祥事やらが山のようにある地域
だ。最近では
 中和広域消防組合採用試験で不正行為
http://www.nara-shimbun.com/n_soc/050530/soc050530b.shtml
が問題になったばかり。この事件では
 大和高田市議も逮捕
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200506200006.html
されている。

奈良市長が議会を解散 辞任へ、同日選か

 税金滞納問題などをめぐり市議会から不信任決議を受けた奈良市の鍵田忠兵衛市長は24日、市議会議長に議会の解散を通知した。市長自身も辞職するとみられ、同日午後、発表する。
 鍵田市長は昨年9月に初当選して以来、議会との対立が続いてきた。地方自治法の規定により40日以内に市議選が行われるが、市長と市議の同日選にもつれこむ可能性も出てきた。
 奈良市議会は22日、「個人の問題などで市政を混乱に陥れた責任は重大」などとして、賛成38、反対8で不信任決議を可決。市長の対応が注目されていた。
(共同通信) - 6月24日11時42分更新


鍵田市長は、前職の大川氏を破って市長となった。大川前市長は、
 次の任期中にとんでもない高齢になる予定
だったので、立候補すること自体が
 市民にはいい迷惑
だったから、同じ保守の鍵田現市長が票を集めた。大体、大川前市長はバブル末期だったのに調子に乗って、
 でかい箱物をつくることで市の財政に巨額の赤字を計上してる戦犯
である。そのあたりの話は、ここの後半に。

で、鍵田市長の躓きは
 昔奈良市長だったパパが死んだときの税金をまけて貰った
事実がばれちゃったところから始まった。払えない額じゃないのだと思うのだが、
 当時の市の担当者が気を利かせたのかなんなのか
税金をまるまるまけて貰ったのである。本人もその時は
 自分が奈良市長になるとは思ってなかった
のかもしれない。で、当然、百条委員会などが設置されて、ガシガシ追求を受け、他にも
 これはまずくないのか?
というネタてんこもりで、とうとう
 不信任決議案可決
という事態に。これは放置すると失職するから、今日
 議会解散、自らも辞職
という話になったわけだ。

奈良は変な土地で
 毎年、とんでもない不祥事が起きる
のである。京都や北海道では、そこまで頻繁じゃなかったから、これは
 奈良の特殊性
という奴なのかも知れない。そもそも、
 自治体同士が大変仲が悪い
ので、合併協議がいくつもダメになってる。大体
 そりゃ無理やろ〜
と外から見てても思うのだが、結果としてやはりダメになっていった。
古い体制と地域の抱える問題が、民主主義とは違うレベルの政治をもたらしてるみたいで、いろいろと不思議なことは起こる。ただ
 奈良市はまだどうもないやろ
と高をくくってたら、鍵田市長の出現でそうもいかなくなった。
昨日、奈良市庁の近くを五時過ぎに通ったら、退庁する人たちがぞろぞろ歩いていたが、みなさん、どんな思いなんだろうな、と車の中から思ったことである。

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