曼荼羅を描く
訳あって、先ほどまで曼荼羅を描いていた。描いてたのは
千光眼観自在菩薩秘密法経(大正 No.1065)
http://cbeta.twbbs.org/result/app/T20/1065_001.htm
に基づく千眼千手観音曼荼羅。文字と正方形と円で構成したので、所要時間は一時間くらい。
まあ、便利になったというか何というか。
Illustrator
で描いたんだけど、基準となる正方形だけ決めてやれば、あとはそれに従って円の直径を決め、かつちゃんと字が収まるようにサイズとフォントを決める。文字だけだとわかりにくい位置関係が、曼荼羅にすると一目瞭然だ。今のバージョンだと、MS Officeで読めるファイル形式にも落とせるので、便利。pngファイルに変換、美術史専攻の友達のメールに添付して送った。
今回は位置関係が見られればイイや、というかなりいい加減な曼荼羅なんだけれども、その気になれば、尊格の絵を描いて、それを決められた位置に配置すれば、正しい曼荼羅になる。色も決まってるから、その通り塗れば、あっという間に曼荼羅一舗できあがり。幾つかの尊格の部品を作って組み合わせれば、思ったほど手間が掛からずに、電子版曼荼羅が作れそうだ。
もっとも、曼荼羅は宗教的な図像なので、わたしはIllustratorを使ったとしても、きちんと描こうとは思わないけど。さっき描いたものも、わざと少し崩して描いてある。呪符やおふだと一緒で、遊びで作る物ではない、と思ってるからだ。
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