イラクから帰国した自衛隊員の健康に関する噂
イラク全土は、アメリカの劣化ウラン弾によって放射能汚染されている、と一部でいわれているのだが、それに関して、こんな噂がある。
2005/06/16 (木) サマワで被爆した自衛隊員たち
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20050616
上記エントリに対する批判は以下に。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050621#p1
2003年7月1日付けの藤田祐幸慶應大学助教授のイラク国内の劣化ウラン弾による汚染に関する意見陳述書は以下に。
http://www.jca.apc.org/DUCJ/siryo/sanko-fujita030701.html
劣化ウラン弾の健康被害(とくに先天異常)についての否定的な見解は以下に。
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050519#p1
日本における先天異常発現率については、以下に最近のデータがある。
http://www.env.go.jp/chemi/end/2001report/pdf_j/hirahara_j.pdf
日本の先天異常モニタリングーモニタリングによる内分泌攪乱化学物質の影響の評価ー 平原 史樹 横浜市立大学 (略)日本産婦人科医会の先天異常モニタリングは全出生の約10%を常時把握し、現在は22週以降、生後7日以内に確認された先天異常児をモニタリングの対象としており、150種類の先天異常についてのチェックをおこなっています。このモニタリングには、日本産婦人科医会の物心両面での紫煙と厚生労働省の科学研究費が充てられています。
我々の社会には数多くの催奇性物質が存在しており、さらには、多くの疾患、感染なども妊娠時に胎児に影響を及ぼしてます。1972年から1999年までの先天異常児の発生率は大体1%強でありますが、年より若干上昇しています。これは日本産婦人科医会の調査に心臓血管異常のマーカーが加わったための人為的な上昇と考えてよいと思います。日本人の多い先天異常は口唇口蓋裂、無脳症、四肢異常などでありますが、1997年から1999年までの3年間をみると、心室中隔欠損、口唇口蓋裂、ダウン症などが多く登録されています。
無脳症は1980年代後半で劇的に減少していますが、これはこの時期、より直接的に観察できる超音波技術が普及したのと一致しており、多くが中絶されていると推定され、その推定での補正をおこなうと、決して無脳症は減少していません。同様にこの時期に一致して、水頭症が増加しています。
(以下略)
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