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2005-07-01

君も放送人だ! NHK放送研修センター 放送人養成塾 今年度夏期講座募集中

NHKが職員研修に使ってる砧の研修所では、年に二回

 放送人養成塾

というセミナーが行われている。当然有料。

 NHK職員から現場を学べる

というのがうたい文句だ。

今年もセミナーが開かれる予定で、ただ今募集中。

放送人養成塾「ニュース取材課程」(16期)「ドキュメンタリー課程」(18期)

コンセプト
テレビはこれまでに何を伝えてきたのか、今あらためて放送と放送人のあり方が問われています。
「テレビジャーナリズムが果たしてきた役割と使命とは」「時代と人間が対峙する映像ジャーナリズムの原点とは」そして「プロフェッショナルの『志』」を学びます。まさにテレビの本質に迫る濃密な30時間です。
【こちらもご覧ください】 放送人養成塾とは?
http://www.nhk-cti.jp/07general/f00_info.html

内容
講座 募集状況
「ニュース取材課程」 (16期) 募集中
第一線で活躍するNHKの記者や取材カメラマンなど一流講師陣が、ニュース取材やジャーナリズム・放送の世界をいきいきと伝えるほか、ニュース原稿作成や映像撮影の実習指導を行います。
【詳しくはこちらをご覧ください】 カリキュラム詳細
http://www.nhk-cti.jp/07general/pdf/f00_news16.pdf
「ドキュメンタリー課程」(18期)募集中
第一線で活躍するNHKのプロデューサーなど一流講師陣が、ドキュメンタリーやジャーナリズム・放送の世界をいきいきと伝えるほか、受講生のみなさんからの「番組企画提案」について指導を行います。
【詳しくはこちらをご覧ください】 カリキュラム詳細
http://www.nhk-cti.jp/07general/pdf/f00_documentary18.pdf

開催期間
2005年8月22日(月)〜26日(金) <5日間>10:00〜17:00

会場
NHK放送研修センター(NHK放送技術研究所ビル内) :東京都世田谷区砧1-10-11

対象者
・メディア界に興味・関心のある大学生およびメディア関係事業に従事している若い人
・放送ジャーナリストをめざす人

定員:「ニュース取材課程」、「ドキュメンタリー課程」とも各40名程度

受講料
大学生 40,000円(消費税込み)
社会人 50,000円(消費税込み)

申し込み締切
2005年8月5日(金)必着

申し込み方法
・ 申し込みページの「受講申込書」に入力し送信してください。
・ 申し込みが多数の場合は、抽選により受講者を決定します。

お申し込み
受講ご希望の方は右のボタンを押してください。https://ssl.nhk-cti.jp/cgi-bin/e1_apply_1.cgi
申し込みページに進みます。

選考結果
・ 受講案内は、2005年8月上旬に、郵便でご連絡します。
・ 受講決定後、「ドキュメンタリー課程」の方は、「わたしの制作したいドキュメンタリー」の企画提案書を提出していただきます。

宿泊
・ 遠隔地で宿泊を希望の方には、近隣のホテルをご紹介します。なお数は限定されますが、会場のビル内に併設の「NHK研修宿泊施設」(有料)を利用できる場合があります。

お問い合わせ先
〒157-8520 東京都世田谷区砧1−10−11
(財)NHK放送研修センター「放送人養成塾 」係
担当者名:木下
TEL:03-5494-3511〜13 FAX:03-3415-1388
Eメールによるお問合せはこちら hyosei-2@nhk-cti.jp


ま、細かい内容はPDFを見て頂くとして、
 NHKらしいお手盛り感、自画自賛の嵐の惹句
で、ステキすぎるな。NHK信者を増やすためのセミナーなのか、それとも
 批判を浴びて意気消沈している職員に「息抜き」させるセミナー
なのか謎だが、NHK教に浸れる五日間が約束されているのは間違いない。
で、この手のセミナーって機材を使ったりするから、相場はもうちょっと高そうだけど
 みなさまの受信料で購入した機材でセミナーを開く
わけで、格安なお値段になっている(筈)。ま、放送人になるつもりはないけど
 ビデオジャーナリストなんかどうだろ?
と思ってる若者は、四万円握りしめて応募してみてもイイかもね。

知り合いが講師になることがあったら、茶々を入れるために、是非参加したいモノだ。

ちなみに。最近NHKローカルでは
 PDがコンパクトなデジタルビデオを担いで、一人で取材する
ことも多い。民放では珍しくない話なんだけど、天下のNHKは分業が進んでいて、
 PDがカメラを振る
なんて、あまりなかった話。で、実際やってみると
 勉強になりますね!
なんて言ってるところを見ると、
 カメラの振り方は現場で身体で覚えるより他はない
ってことですね。コメントも、NHKのPDやカメラマンなどしゃべりのアマチュアが入れると、
 言語不明瞭
だったりするので、所謂
 売れるコンテンツ
にはなってないところがNHKの悲しいところだ。そういうスキルは、
 人手の少ない民放
の方が、普段修練を積んでいる分、圧勝だろうな。ぼそぼそコメントしゃべられると
 試写を見せられてるCPの気分
がなんとなくわかるな。そういや、ローカル局に散在している
 アナウンサー適性が疑われる男性アナ
の中には
 取材も出来る人材
という中途半端な基準で採用された人たちがいると聞いた。彼らはバブル期採用組で、
 ジャーナリストの力を持つアナ
という、NHKではすでに捨てられたラインでの採用なので、声質などアナウンサーが必要とされる適性に欠ける部分がある。もし、ローカル局で
 なぜこんな人がアナだろう?
と疑問に思ったら、
 NHKアナウンスルーム
http://www.nhk.or.jp/a-room/
で入局年次を確認するといい。もし、バブル期入局組だったら
 NHKの勘違いで道を誤ってしまったアナウンサー
の確率が高い。彼らとしても
 ジャーナリストとしての誇りを持って欲しい
といわれて入局したのに、結局は
 人の作った原稿を読むばかり
だから、内心忸怩たるモノはあるだろう。

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