日米オークス馬シーザリオ故障発生
あちゃ〜。好事魔多しだなあ。
シーザリオ故障…全治3カ月で秋のGIは断念今年のオークス馬で、今月3日にアメリカンオークスを制して日本馬初の米GI制覇を成し遂げたシーザリオ(栗・角居、牝3)が故障を発症していることが21日、判明した。右前外側の繋靭帯炎で、治療には2、3カ月ほどかかる見込み。
シーザリオは7日に米国から帰国。千葉・白井市のJRA競馬学校で輸入検査を済ませた後、着地検査のため北海道・早来のノーザンファームに移動した。同ファームに到着後、右前脚に違和感が見られたため、エコー検査を行ったところ、内出血していることが分かった。現在はレーザーと湿布で治療を行っている。
今回の故障により、今秋の目標であった米GIブリーダーズCフィリー&メアターフ(10月29日、ベルモント競馬場、3歳上牝、芝2000メートル)への参戦や秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)も断念せざるを得ない状況だ。
シーザリオは右前の蹄の内側がやや減っていたとのことで、牧場では、そこから負担がかかって徐々に症状が出てきたものと見ている。桜花賞(2着)、オークスと国内のGIを連戦し、加えてアメリカンオークスをレースレコードで激走したことが影響した可能性もありそうだ。
繋靱帯炎は、サラブレッドの職業病とも言える病気で、一度なるとなかなか治らない。
【繋靱帯炎(けいじんたいえん)】
繋靱帯が炎症を起こし、腫脹、熱および痛みがみられる病気です。走行中に過度の負担(伸展)が靱帯へ及び、靱帯線維が断列することにより生じます。治療は、消炎処置、 装蹄療法および休養が行われます。一般に難治性で再発しやすく、慢性化することが多い病気です。
ともかく、ゆっくり休んで次に備えて貰いたいなあ。
牝馬だから、あんまり無理させず引退かも知れないけど。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント