やはり遭難が増えたのは「中高年登山」
そこに山があるからだ、というわけにはいかない。体力も判断力も、年を取れば衰える。それでも尚、山に上りたいなら、無謀な登山はやめてほしい。
こんな発表が出た。
山岳遭難1609人、8割超が中高年 警察庁まとめ
2005年07月06日01時00分04年中の山岳遭難事故は1321件あり、遭難者1609人のうち40歳以上の中高年登山者が8割以上を占めたことが5日、警察庁のまとめでわかった。同庁は「無理せず、計画的な登山をしてほしい」としている。
発生件数は98年以降、7年連続で1000件を超えた。遭難者のうち、死者と行方不明者は03年より37人増の267人に上り、負傷者は660人、自力で下山したり救出されたりしたのは682人だった。年齢別では60歳代が493人で最も多く、50歳代が379人、70歳代が213人と続いた。
救助要請や通報の手段として携帯電話の利用は年々増えており、04年は4割近くに上った。
大体、「中高年登山で遭難」というと
グループ登山
軽装で上る
悪天候なのに無理矢理上る
ってパターンを多く耳にするなあ。山で遭難するのは本人の勝手だが、捜索する側の身にもなれよ、と思う。
家人がワンゲル出身なので、山で事故があると話をするのだが、この頃の遭難は
遭難する方に問題あり
というパターンが増えている。
この時期にそんな軽装で上ればアウト
という山に、平気で上っていく。山を舐めすぎ。
確かに山とか散策とかには
背中に荷物、頭に帽子、足にスニーカーの中高年(というか圧倒的に高齢者層)のおじさん・おばさん
が大挙して押し寄せている。うちの近所の散策コースというと
山の辺の道
で、時期になると桜井線に、その手の高齢の方々が乗ってるんだけど、ほぼ平地の山辺の道はともかく、同じ恰好で、山にも行くからなあ。で、この手の
散策・登山好き
は
若い頃に歩いたのが自慢
だったりする。そりゃ、何十年か前は歩けたでしょうよ。
頼むから、自爆登山だけはやめてほしいよ〜。
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