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2005-07-07

少し前進? 邦人保護

海外で事件や事故・災害に巻き込まれたら。
よほどラッキーじゃない限り、ぞっとする話になるのが現状なのだが、外務省はこの
 空白だらけの邦人保護の改善
に取り組むという。

邦人保護の体制整備へ3年計画 海外テロ・災害で外務省 2005年07月07日17時40分

 外務省は海外の自然災害や事故、テロに日本人が巻き込まれた場合の対応を強化するため、「大規模緊急事態対応体制構築3カ年計画」(仮称)を策定する方針を固めた。拠点となる大使館に医療機器などを常備。安否を確認できるインターネット上の専用サイトも検討している。昨年末のインド洋津波の際に対応が混乱した反省から、06〜08年度の3年間で安否確認や医療活動の体制を充実させる。今月中にも決定し、来年度予算の概算要求にも盛り込む。
 同省によると、インド洋津波の発生後、現地での安否確認や医療機器の確保に時間がかかったほか、国内では家族らから3千件を超える問い合わせが殺到。省内の対応が追いつかずに苦情を受けた。このため、今春から改善策を検討していた。
 検討中の案によると、世界を複数の地域にわけ、地域内のどの場所へも12時間以内で行ける大使館を拠点とし、医療機器などを一括管理する。遺体確認のため歯型を照合する小型レントゲンのほか、医療手袋やガーゼ、白衣などの医療器具、被災地で着用する防護服も常備。衛星携帯電話も増やす。被災者や家族らが電話を使って伝言を残せる安否確認システムも導入する方向だ。
 大規模災害の際、家族らからの問い合わせで電話がつながりにくくなる事態を避けるため、外務省のホームページ上に安否確認のための専用サイトを設ける。家族らに安否を確認したい人の個人情報を非公開で書き込んでもらい、該当する被害者がいるかどうかを同省職員が照会。確認できれば、個別に連絡する。


ま、来年から整備するらしいから、効果が出るのはあと二年くらいはかかるだろうけど、海外に多数の日本人が行く時代、邦人保護態勢の整備は待ち望まれたことである。外務省には是非頑張って頂きたい。

以前、調査で中央アジアを回ったとき、日本の在外公館がない国に行った。途中、テロで橋が落ちていたり、道が通れなくなっていたりして、何かあったら大変だったのだが、無事帰国できた。これはたまたまそういう目に遭わなかっただけの話で、今はそれらの国々は、渡航情報で危険な地域が告知されている。平和な時に行ったけど、今同じルートで調査が出来るかどうかはわからない。
中国だって、あれだけ広い中国に設置されている在外公館は北京・上海・大連・瀋陽・広州・重慶・香港だけ。日本人が大好きな西安や洛陽、そして南京などには在外公館はない。もし、西安で何か事件に巻き込まれても、駆け込める在外公館そのものがないのだ。結構怖いよ。

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