暑気払い
暑い。それも蒸し暑い。
こんな気候だと、どうも食が進まない。
京のぶぶづけという悪口があるけれども、京都というところはご飯の友に事欠かない。
ちりめん山椒
はその最たるもので、どこのんがおいしい、いやあそこがええ、とみんなそれぞれ贔屓がある。うちはもっぱら
やよいのおじゃこ
http://www.yayoi-ojako.co.jp/sanpo.html
しかしこれだけ暑いと
お茶漬け鰻
もいい。誰かお中元にくれないかしらとは思うが、
かね正のお茶漬鰻
http://www.unagi-kanesho.co.jp/
もらえそうもないから、買いに行くかな〜。
あとは夏場というと
田中長の味醂漬
http://www.love-kyoto.co.jp/daidokoro/tanakatyou/syoukai.html
がいいな。これもお中元商品の一つだ。奈良に住んでると、奈良漬けは奈良が本場か、と人は思うかも知れないが、絶対わたしは田中長の味醂漬のほうが好き。
京都は、他の土地もそうだろうけど、
だれさんは何をくれはる
というのが決まっていて、お中元やお歳暮のシーズンには、田中長の味醂漬は、買うモノではなく、だいたいどこかから貰う物にカウントされているんじゃないかな。これは驚くほど日持ちがする。ほんまはあかんのやろ、と思うが、あるところでお中元やお歳暮の山から掘り出した、「去年もらった味醂漬(もっと古かったかも)」を食べたことがある。傷まないんだよね。
田中長の味醂漬なら、奈良漬を食べないおうちは、よそさんに回しても大丈夫な品物だ。
お菓子なら
老松 夏柑糖
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/oimatu/sanjin.html
は、もらうとうれしいし、人様にも贈り甲斐がある。最近人気が上がりすぎてるけど。
あとは四季関係なく好物なのだが
和久傳の西湖
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/kyomiyage/02.html
と冷たいお茶でちょっとほっこりしたい。
日持ちするお菓子なら、お干菓子だろう。お中元でもらうのは
亀末廣の京のよすが
http://www.kyomeibutuhyakumikai.jp/kamesuehiro.htm
あたりかな〜。お歳暮の時期は、気の利いたひとなら年に一度の別バージョンをくださるはずだ。こっちは予約期間が決まってるので、先に予約してないと贈れない、という気合いの入ったお菓子だ。
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