下水で作る「プーアル茶」 陳年プーアル茶には注意を
儲かれば、倫理など関係ない。
拝金主義が蔓延している中国では、とうとう
下水熟成の「プーアル茶」
なるものが出現しているという。プーアル茶は、古いものほどよい、と言われて、高価で取引されるのだが、今後はしっかり茶葉を見極めたい。
下水でプーアル茶製造!?「ニセ熟成茶葉」工場 2005/07/28(木) 16:34:28更新熟成年数でその価値が高まるプーアル茶だが、長期熟成に見せかけた「ニセ熟成茶葉」を、劣悪な環境下で製造しているケースもあることが明らかになった。28日付で信息時報が伝えた。
信息時報の記者が取材した広東(カントン)省・四会(しかい)市のプーアル茶工場は、ブタ小屋を改造したもので、工場の脇には下水が流れていた。茶葉を湿った地面に積み、細菌の増殖を促進させて発酵を速めるために下水をまいており、一部の茶葉にはカビやうじ虫が発生。さらに、プーアル茶独特の香りを出すために、人工香料を吹きかけるといった始末だ。
プーアル茶の発酵には、通常少なくとも45日程度かかるが、この工場で製造する「ニセ熟成茶葉」はわずか20日で発酵を始める。完成した茶葉は5年、10年ものとして、350グラムあたり1000−2000元の高値で市場で売られている。
専門家は、「ニセ熟成茶」の表面には白い斑点があり、茶葉の色が黒っぽいため、識別が可能だと説明している。(編集担当:伊藤亜美)
元記事から画像を。
ウジ虫が湧いてる茶葉の発酵状況
http://informationtimes.dayoo.com/img/2005-07/28/xin_5307022813154563227830.jpg
豚小屋で熟成する製茶工場
http://informationtimes.dayoo.com/img/2005-07/28/xin_530702281315897244631.jpg
「速成プーアル茶」が円盤状に固められ出荷を待つの図
http://informationtimes.dayoo.com/img/2005-07/28/xin_540702281315358059032.jpg
元記事
豚小屋で「陳年プーアル茶」を速成発酵
http://informationtimes.dayoo.com/gb/content/2005-07/28/content_2154194.htm
で、元記事には恐ろしいことが書いてあって
偽の速成「陳年プーアル茶」には、発酵させるときに馬の尿を混ぜるので、一部の消費者は「馬の尿のニオイがするのがホンモノの陳年プーアル茶だ」と思いこんでいる。
んだって!
中国茶ブームで、非常にアヤシイ茶葉が中国から日本に入ってきている可能性もあるなあ。日本の中国茶を扱う店、みんながみんな、茶葉に対して見識があるわけじゃない。
わたしは信用のある中国系の茶屋でしか買わないけど、それでもわからない。
だって、普段プーアル茶を飲み慣れている広東人があっさり騙されてるんですぜ?
不幸中の幸いといえるのは、日本人はプーアル茶をあまり飲まないことなんだけど、わたしは好きなんだよなあ。雲南で買ったプーアル茶や香港で買ったプーアル茶は大丈夫だとは思うが、日本で買ったのはどうかなあ。。。
くれぐれも
下水発酵・馬尿入り速成「陳年プーアル茶」
には手を出さないようにしなくちゃ。
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