あやちゃんの九九
学部時代の同期の子で
あやちゃん
という傑作な子がいた。パパが銀行のえらいさんで、お兄ちゃんと一緒に京大に通っていた。名古屋の子で、超お嬢さん学校出身だった。お兄ちゃんも弟も進学校出身である。弟は東大に行ったんじゃなかったかな。
がんばりやで誰にも愛されるあやちゃんは、いろんなエピソードの持ち主なのだが
五の段までしか九九ができない
というのもその一つだ。でも
共通一次の数学は、時間さえ不足しなければ満点
だという。実際、現役で京大文学部に合格した。
あやちゃんは、
絶対、計算間違いはしない
というのだ。つまり
五の段以上の九九は「足し算」で乗り切る
のだという。
この話を最初に聞いた時、わたしは、絶対ウソだ、と思った。
だって、割り算どうするの?
と聞くと、
足し算すれば分かります!
と言い張る。
で、あやちゃんは、横で足し算をしつつ、割り算をするという恐るべき割り算ルーチンを披露してくれた。
直接見たのは随分前なので、細かいことは忘れたが、たぶんこんなルーチンだと思う。
下一桁0/5は五の段→ここまでは覚えてるからOK
36→4で割る場合→ここまでは覚えてるからOK
36以上の数を4もしくは5で割る以外 五の段に足し算をする作業で六六以上の「九九表」を作ってしのぐ
という恐るべきルーチンで六六以上の九九を乗り切っていた。だから時間が掛かるのだ。
で、
日常生活は電卓あれば九九いりませんよね!
と言い切っていた。
あやちゃん、元気にしてますか? ひょっとしたらお子さんはもう九九を習う頃だと思うけど、どうしてますか?ママの代わりにパパが九九を教えてますか?
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