小泉首相郵政花道論? まずはzakzakから
週刊誌あたりで出てきている
小泉首相8/15靖国参拝→辞任
説だけど、これに郵政民営化をからめて、花道にする、という議論が出てきていると、なぜかzakzakで報道してる。一番、政治に影響なさそうな媒体からこういう話を流しますか、フジサンケイグループ。ま、観測気球を上げて様子を見るには、zakzakあたりに流すのが一番無害なのかもね。
郵政参院攻防で小泉花道論浮上、退陣引き換えで 総選挙なら下野濃厚「大人の知恵」参院に攻防の舞台を移した郵政民営化法案。自公与党は13日の本会議で法案の趣旨説明と質疑を行い、14日から郵政特別委で審議をスタートさせたい考えだ。ただ、参院には確信的反対派が多く、法案可決は難航必至とみられる。こうしたなか、小泉純一郎首相(63)の退陣と引き換えに、反対派に法案可決を協力させる「花道論」が急浮上してきた。
「想像以上に厳しい環境の中で参院の審議が始まる。政府は自分のペースで答弁する、あとは党でよろしくという姿勢は通用しない」
11日昼、首相官邸で開かれた政府与党連絡会議。「参院のドン」こと自民党の青木幹雄参院議員会長(71)は首相にこうクギを刺した。
衆院に比べて与野党の議席数差が少ない参院。自民党から18人が反対に回れば否決されるうえ、参院には解散がなく、人事も順送りで決まっており、衆院本会議採決で効果を発揮したアメとムチが効きにくい。
このため、参院執行部の危機感は尋常ではない。すでに、青木氏や片山虎之助幹事長(69)の意向を受けた側近議員らが反対派1人ひとりの切り崩し工作にあたっている。
これに対し、反対派のベテラン議員は「15人から30人が(造反の)腹をくくっている。執行部の切り崩し工作を避けるため、現時点では行動を控えている」と、法案否決に自信を見せる。
首相は11日の参院本会議で、衆院解散について「内閣が政治的責任において決すべきものだ」と答弁。参院で民営化法案が否決された場合も、衆院解散に持ち込む姿勢を改めて示した。
だが、党執行部では「首相が法案否決を受けて解散総選挙に打って出れば、自民党は分裂選挙に突入するうえ、頼みの公明学会の選挙協力も難しくなり、敗北してしまう。下野せざるを得ないだろう」と分析する。
そこで、両陣営の激突を避ける「大人の知恵」として急浮上してきたのが、反対派が法案成立に協力する代わりに、首相が早期退陣を約束する「花道論」だ。
昨年11月、自民党の園田博之政調副会長(63)が自身のパーティーで「小泉首相の役割は終わった。もうそろそろお辞めになった方がいい。郵政民営化法案の成立で退陣の花道ができた」とブチ上げて注目された。
首相は今年3月末、「自民党総裁の任期は来年9月まで。任期ある限り首相の職責を投げ出すことなく全力を尽くす」と花道論を明確に否定しているが、情勢分析で「法案否決必至→自民下野濃厚」となれば、政治的ソロバンが弾かれる可能性は十分ある。
その場合、「国民受けのパフォーマンスを重視してきた首相だけに、就任以来の公約である8月15日の靖国参拝を行い、退陣表明することもある」(自民党筋)との見方もあり、8月の永田町は例年になく熱くなりそうだ。ZAKZAK 2005/07/12
さて、今週の新潮・文春あたりが、なにか爆弾を持ってこなければ、このまま
参院の与党議員の動向を見極める動き
がしばらく続くだろうね。参院は奇々怪々だからなあ。
でも、今選挙をやって勝算はあるのか、自民党。ヘンなところで取りこぼし続出、参院の持って行きようによっては、自民再分裂、民主再結成もあるのかなあ。岡田民主党は、迫力ないし、中国とは商売がらみでモメたくない、という岡田党首自身の個人的事情で、腰が引けまくってるのがはっきりしてる。
とりあえず選挙してから分裂か? そうなると国民もバカにされまくってる、って話になるけど。
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