忍び寄る鳥インフルエンザ (その10) ロシア中部で13万羽を処分
ロシアで、強毒性のH5N1型鳥インフルエンザが大流行している。
鳥インフルエンザが猛威 13万羽を処分 ロシア中部
2005年08月24日19時41分ロシア中部で鳥インフルエンザが猛威を振るっている。ニワトリなど13万羽近くを感染防止のため殺処分した。アジアで多くの人を死亡させたウイルスも検出されている。
緊急事態省によると、まず7月21日に西シベリアのノボシビリスク州で最初の感染が確認された。オムスク、チュメニなど4州とアルタイ地方というシベリアからウラルにかけての地域に広がり、これまでに約1万1000羽が死んだ。
感染源は中国方面からきた野生の渡り鳥と見られている。03年にアジアで多くの死者を出したH5N1型ウイルスも死んだ鳥から検出されたが、人への感染は確認されていない。しかし、今まで個人経営の農場だけで発生していたのに、最近オムスク州の大規模家禽(かきん)農場でも感染の疑いが出た。
また、こうした地域に隣接するカザフスタン北部でも今月初めから感染が広がっており、死んだ鳥からH5N1型ウイルスも検出された。
元凶は中国か。日本で今発見されてるのは弱毒性のH5N2型だが、またH5N1型の鳥インフルエンザが流行する可能性は高いな。
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