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2005-08-05

日本でも中国産鰻からマラカイトグリーン検出@8/4 (その2) 各社が報道

続き。

中国産鰻からマラカイトグリーン検出というのは、昨日のTBSが早かった模様。



中国産うなぎから発がん性物質検出(動画あり)

 韓国で、中国産のうなぎから発がん性のある物質の検出報告が相次いでいますが、日本に輸入された中国産のうなぎからも発がん性のある物質が検出されていたことがわかりました。

 発がん性物質が見つかったのは、「株式会社神戸」などが輸入した中国産の冷凍蒲焼きで、すでに市場に流通したかどうかは調査中だということです。(04日17:52)


webでは、昨日の段階で共同・毎日が報道。



中国産ウナギから抗菌剤 輸入業者に自主検査指示

 厚生労働省は4日、輸入された中国産養殖ウナギの冷凍食品から、食品に含まれてはならない合成抗菌剤「マラカイトグリーン」が検出されたと発表した。当面は輸入される中国産養殖ウナギはすべて自主検査するよう業者に指示。検査機関の準備が整い次第、食品衛生法に基づく強制的な検査命令に切り替える。

 既に輸入された分についても、在庫状況を確認し、検査するよう業者に求めている。

 厚労省によると、合成抗菌剤は神戸、大阪の両検疫所で検出された。神戸の約1・6トンは通関前だったが、大阪の約20トンは既に通関しており、市場に流通しているかどうか調べている。

 中国産ウナギは2003年7月にも抗生物質を検出し、検査命令が出ている。


(共同通信) - 8月4日19時27分更新


毎日はコレ。


合成抗菌剤:中国産うなぎ加工品から検出 厚生労働省

 厚生労働省は4日、輸入時検査で、中国産養殖うなぎの加工品から、法令で食品の中に含んではならないと定める合成抗菌剤「マラカイトグリーン」を検出したと発表した。極めて微量で人体への影響はないとみられる。
毎日新聞 2005年8月4日 20時39分 (最終更新時間 8月4日 20時43分)


これだとわかりにくいな〜、てか

 マラカイトグリーンが発癌性物質

ってわからないじゃん。

 報道はしました、でも出来るだけ影響が軽微になるように配慮しました

だよな。。。。

今日は11:40現在で、読売が報道している。



中国産ウナギから合成抗菌剤、厚労省が検査義務づけ

 中国産冷凍ウナギのかば焼きから、食品への含有が禁止されている合成抗菌剤マラカイトグリーンが相次いで検出され、厚生労働省は、輸入業者に食品衛生法に基づく検査を義務づけた。

 厚労省によると、大阪検疫所で0・044ppm、神戸検疫所で0・006ppmの抗菌剤を4日にそれぞれ検出した。直ちに健康への影響はないとしている。

 中国産ウナギは2003年7月にも抗生物質を検出し、検査命令が出ている。

(2005年8月5日10時24分 読売新聞)


朝日ではまだ報道されてないみたいだな。てか、朝日の食品関係最新記事はコレ。



まずいけど、なぜか売れる ジンギスカンキャラメル


2005年08月05日05時58分

「マズい(本当)」のふれこみで売れているジンギスカンキャラメル=千葉市美浜区打瀬2丁目の「ヴィレッジ ヴァンガード エムズ」で

http://www.asahi.com/national/update/0805/image/TKY200508040483.jpg

 まずいのに、なぜか売れている。札幌市の食品会社が開発した「ジンギスカンキャラメル」。とてもおいしい夕張メロン味をついに追い抜いてしまった。

 「マズい。(本当)」。店先にそんな張り紙を出す店まである。商談中に吐き出されたり、製造中止を訴えるはがきが会社に届いたりしたこともある。

 それでも、7月は、約7万箱(希望小売価格100円)を記録した。つい顔をしかめたくなるニンニクの味。「たいていの辛(つら)いことは忘れられます」(担当者)。


中国産鰻よりは、ジンギスカンキャラメルですか、朝日。

日経BPの以下の記事は詳しい。


2005.8.5 中国産の冷凍うなぎ蒲焼きから使用禁止の合成抗菌剤が検出

 厚生労働省は8月4日、中国産の冷凍うなぎ蒲焼きから、養殖水産動物への使用が禁止されている合成抗菌剤「マラカイトグリーン」が検出されたことを明らかにした。マラカイトグリーンは、緑色の合成色素で線維の染色に用いられるほか、観賞魚の水カビ病の治療などに使われるが、養殖水産動物への使用は禁止されている。食品中には「検出されてはならない」と規定されている。
 違反が見つかったのは、大阪検疫所と神戸検疫所で各1社が輸入した冷凍のうなぎ蒲焼き約21トンから、マラカイトグリーンが0.044ppmと0.006ppmの濃度で検出された。
 厚労省では、同日以降、輸入される中国産養殖うなぎとその加工品については、すべてマラカイトグリーンの検査が実施することを決めた。さらに、同省では各都道府県に対し、在庫品の監視を行うよう依頼した。マラカイトグリーンが検出されれば、流通、販売も禁止される。
 気になるのは、検査強化前に出回った食品を食べた場合の健康影響だが、厚労省はホームページに掲載したQ&Aの中では、今回検出された濃度程度は、マラカイトグリーンとしては微量であり、「通常のうなぎの摂取量であれば、健康への影響はないと考えられる」としている。
 中国産うなぎは今年1月1日から8月3日までで、活うなぎとして9289トン、蒲焼き、白焼きとして2万6261トンが輸入されている。厚労省では、海外で中国産スッポンなどからマラカイトグリーンが検出されたという情報を入手したことから、今年7月からうなぎ食品などの残留マラカイトグリーンの検査を強化し、警戒してきた。今回の2件は、7月以降に調査した70件の中で初の事例となった。

 厚生労働省のプレスリリースとQ&A は同省のWebサイトで閲覧できる。(中沢真也)

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