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2005-08-29

どうなる自公協力 八代英太氏無所属で立候補

とうとう自公協力が崩れる。


自民、八代氏比例擁立見送り…本人反発、無所属出馬へ

 郵政民営化関連法案に反対票を投じた八代英太・元郵政相について、自民党は28日、衆院選比例東京ブロックでの擁立を見送る方針を固めた。
 八代氏だけを特例扱いすることに対し、有権者から党本部に抗議電話が殺到するなど、大きな批判を浴びたためだ。八代氏は自民党の対応に反発し、いったん不出馬を決めた衆院東京12区に無所属で出馬する意向を固め、後援会関係者などに伝えた。29日午前に東京・北区の個人事務所で記者会見し、正式に出馬表明する考えだ。
 小泉首相と武部幹事長、二階俊博総務局長が28日午後、党本部で八代氏の処遇問題について協議した。その結果、〈1〉八代氏を比例選単独候補で処遇すれば、反対票組は全員公認しないとの方針に照らして、特例を認めたことになる〈2〉公明党との選挙協力を優先させた印象はぬぐえず、有権者への説明がつかない——との見解で一致し、比例名簿への登載見送りを決めた。
 武部幹事長は同日夕、千葉県船橋市での街頭遊説で、「筋を通す。(郵政法案の採決で)造反(した前)議員を公認することは絶対にない」と強調した。
 自民党の方針を受け、八代氏は東京12区から無所属で出馬する意向だ。自民党東京都連幹部は、28日に八代氏と会談したことを明らかにしたうえで、「八代氏は『無所属で出る』と言っていた。29日の記者会見で正式表明する。翻意させるのは難しい」と語った。
 東京12区は公明党が太田昭宏幹事長代行を擁立し、自公両党の選挙協力の最重点選挙区となっている。公明党は太田氏への自民党の支援強化を期待し、八代氏の比例選での処遇を求めてきた。八代氏の出馬は、自公の協力全体に影響を及ぼす可能性もあるとみられる。

(2005年8月29日3時1分 読売新聞)


よりによって、東京12区に立つ公明党の太田昭宏氏は
 公明党のプリンス
http://ja.wikipedia.org/wiki/太田昭宏
と目される人物。公明党は
 東京の小選挙区では、東京12区以外は、候補者を立てていない
公明党 2005年 小選挙区 立候補者
ので、まさに
 都内学会員を総動員して、北区と足立区の東京12区での全力での選挙応援を繰り広げる予定
の筈。そこへ
 自公手打ちで、東京12区からお引き取り願ったはずの八代英太氏が無所属で出馬
するのだから、自公選挙協力は
 有名無実
ということになる。
公明党としては面目を潰された恰好になり、前回参院選のしこりもある。自公協力には、きしみが見えている。

前回の衆院選では、東京12区は
 自公選挙協力のシンボル的選挙区
だった。


「中央調査報(No.553)」より ■2大政党制時代の幕を開けた衆院選 時事通信社解説委員 田崎史郎
(略)
 選挙戦術の面では、自民、公明の選挙協力が一段と進んだ。
 首相は公示日の10月28日に、公明党のプリンスといわれる太田昭宏氏が立つ東京12区を訪ね、「自民党と公明党が協力しないと選挙には勝てない」と演説。首相はこの後、埼玉6区、神奈川6区、兵庫2、8区、大阪5区の公明党公認候補を次々と回った。公明党の神崎武法代表も自民党候補に積極的にテコ入れし、街頭演説で「比例代表は公明党、選挙区は自民党の○○さん」と呼び掛けた。
 1999年10月に自民、自由、公明3党の連立政権が発足して以降、00年6月の衆院選、01年7月の参院選と二回の国政選挙が行われ、自公が選挙協力したが、今回の衆院選で自公の選挙協力関係が確立した、と言える。
(略)
 自民党は小選挙区でなぜ負けたのだろう。言い換えるなら、民主党はなぜ20議席以上も議席を伸ばせたのだろう。
(略)
 次に考えられるのが、建設、郵政、医師会、農協などといった自民党の伝統的な支持組織の弱体化だ。比例では「小泉・安倍人気」で民主党に対抗できても、小選挙区では個々の自民党候補の支持団体があまり動かなかったという見方だ。たしかに選挙中、自民党候補から「土建屋が全く動かなくなった」「医師会にお願いしますといっても駄目だった」などとの嘆きが漏れ、自民党組織の衰弱が想像以上に進んでいるとみられる。
 これをある程度補完したのは公明党・創価学会票だった。投票所における「出口調査」によると、公明党支持層の6−7割が自民党候補に投票したと答えた。また、毎日新聞(11月11日付朝刊)の分析によると、公明党が比例代表で獲得した票を小選挙区ごとに集計し直し、自民党候補の得票から差し引いた場合、当選した自民党候補168人のうち半分の81人が落選し、公明党票の流入が半分にとどまった場合でも42人が落選したことになる。
(以下略)

つまり、前回の衆院選で、「自民党をぶっ壊す」小泉首相の「構造改革」の結果
 集票マシーンであった自民党の支持母体が弱体化して、使えなくなった
のを
 公明党・創価学会票が補完した
のである。実は、前回衆院選では
 当落線上の自民党候補の中には、 選挙の命とも言うべき自分の後援会名簿を創価学会に渡してしまった者がいる
のである。もし、今回の選挙で
 自公協力にすきま風が吹くと、自民党候補・議員の後援会名簿という第一級の個人情報が、公明党の手に握られた形で選挙戦が行われる
ことになる。自民党は、自ら崩壊の道を選んでいるとしか思えないのだが、どうだろうか。

今回の八代氏の「叛乱」は
 2004年参院選で痛手を被った公明党の離反を加速させる
のではないか。トクをするのは、前回選挙で、自民党候補・議員の後援会名簿を握った公明党かもしれないが、なにより、選挙までの時間が足りなすぎる。組織票で選挙戦を戦ってきた公明党には不利な日程だろう。

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» 自民党、八代英太氏を非公認。しかし八代氏、無所属で出馬決意。 [楽天のためいき]
▲ものすごい生命力です 自民党は28日、郵政民営化法案の衆院採決で反対票を投じた八代英太元郵政相を比例東京ブロックの候補としない方針を固めました。 様々な議論があったようですが、最終的には小泉純一郎首相が非公認とすることを決断したそうです。 これを... [続きを読む]

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