活け毛蟹を茹でる
道産子の常識は
活け蟹は餌を貰ってないから身が痩せていてマズイ
である。
浜茹でに勝る物なし
と言われてきた。
今回、知り合いオススメの
金橋水産
http://www.kanahashi.co.jp/
から、活け毛蟹を買ってみた。
ボイルは簡単。
1. 蟹の浸るくらいの水を鍋に入れ、海水くらいの濃さになるくらいの塩を投入
2. 沸騰したら甲羅を下にして蟹を入れ、落としぶた
3. 再び沸騰したら蟹の大きさによって15-20分茹でる
4. 鍋を空けて、蟹からでたアクを流す
あとは、鋏と包丁で捌く。甲羅は手で外すが、ガニ(蟹のえら)と足の処理は、鋏が便利だ。
味は、やはり茹で立ての蟹はおいしいが、イイ蟹の浜茹でと比べると、どっちがイイかは謎。新鮮故の甘味はあるけど、蟹の身のうま味が今回の蟹にはちょっと足りないかな。若上という堅蟹とは違う状態の蟹なので、単純な比較は難しいけれども、わたしは堅蟹の方が好きだな。甘味を追求するなら、毛蟹じゃなくてもイイし。そういえば、身の状態は、昔浜でこっそり貰った「密漁の松葉蟹」に似ていた。網に掛かった禁漁期の蟹は、海に帰さなくてはいけないのだが、上がった時点で死にかかってる蟹は、しょうがないから漁師さんが食べる。その蟹を分けて貰ったことがある。蟹の種類は違うが、柔らかくて甘いのは、その時の蟹もそうだった。
ただし、今回頼んだ蟹は700gで一尾送料込みで4000円しない蟹なので、値段で選ぶなら、活け蟹は悪くない。たぶん、イイ蟹の浜ゆでだと、値段は倍までは行かないが、かなり高いはず。
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