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2005-08-28

日本政府、中国全土に拡大した「観光ビザ」の審査をこっそり厳格化

訪中した公明党の北側国土交通省大臣が7/2に
 中国へのお土産
として、差し出したのが、
 中国全土への観光ビザ拡大
だった。本当は五月の呉儀副首相来日のときにお土産にするカードだったのだが
 呉儀副首相が小泉首相との会談をドタキャンして帰国
する一件があったので、遅れに遅れた。そのあたりの事情は、以下に。
訪日観光ビザ、7月に中国全土に拡大 2005年07月01日07時52分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200506300380.html
で、この観光ビザ拡大については、懸念を示していたのだが、政府も、やはり
 蛇頭にいいようにされては叶わない
と思ってるらしい。ビザ取得が厳格化している、という。

政府、中国人団体客のビザ審査厳格化 失踪者増加を懸念 2005年08月27日07時41分

 日本政府が中国人団体観光客の日本での失踪(しっそう)増加を懸念し、査証(ビザ)発給の審査を厳格化させていることが分かった。外務省筋は「ビザ発給の対象地域を7月下旬から中国全土に拡大したことに伴う過渡期的な措置だ」としている。日本向けツアーのキャンセルが相次ぐなどの影響が生じており、旅行客増加を期待していた日中双方の旅行関係者からは当惑の声が上がっている。
 中国人の日本への団体旅行について、日本政府は00年にビザ発給の対象地域を北京、上海、広東省に限定して解禁した。本格的に訪日外国人増加政策を打ち出し、昨年9月にはさらに地域を拡大。今年7月25日には中国全土で解禁された。
 しかし、8月1〜20日に瀋陽の旅行各社がビザ申請した計275人のうち発給は100人。関係者によると、上海や広州では大きな変化は出ていないが、北京、大連などでも、これまではほぼ100%だったビザ取得率は約3割に落ちた。
 ビザ発給が中国全土で解禁されたことに伴い、申請書には「渡航歴」を書き込む欄などが新設された。関係者によると、過去の失踪者の傾向として(1)渡航歴がない(2)日本に親族がいる、といった傾向が指摘されており、こうした項目を厳しくチェックするようになったという。
 過去の中国人団体旅行者に占める失踪者の割合は1%以下だが、外務省筋は「対象地域の拡大によって不法滞在者が増加すれば困る」とし、この時期にビザ審査を厳格化する必要があると判断したと説明する。
 ただ、日本政府はこうしたビザ発給の審査基準を詳細には公表していない。中国の旅行会社はツアー客から失踪者が出た場合には業務停止などの措置を受けるため、これまでも保証金徴収などの防止策をとり、ビザ申請を代行してきた。審査の厳格化の基準が分からず、予定していたビザ取得が出来ずに、ツアーを取りやめるケースが続出している。


いや〜、とってもわかりやすい話ですね。ポイントはココだ。

8月1〜20日に瀋陽の旅行各社がビザ申請した計275人のうち発給は100人。関係者によると、上海や広州では大きな変化は出ていないが、北京、大連などでも、これまではほぼ100%だったビザ取得率は約3割に落ちた。

つまり
 瀋陽・大連などのある東北三省→経済的にそれほど豊かではなく、福建省と並ぶ中国マフィアの産地→ビザ審査を厳格に
 北京→首都だが、地方から流入する人口も多い→ビザ審査を厳格に
 広州・上海→経済的に豊かな地域、基本的に金持ちが観光旅行→今まで通り審査
ってことですな。中国マフィアは福建と東北三省の二派が有名。最近、一時期鳴りを潜めていた福建マフィアが再び勢力を拡大しつつあるという物騒な観測もある。その話は以下に。
 注意!福建マフイア復権の恐怖…大物再入国?  中国人強盗団の中でも凶暴、大胆
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_06/t2005061809.html
もっとも、中国マフィアの大物は、観光ビザ入国なんてぬるいやり方じゃなくて、偽造書類満載の手法でもっと堂々と入国してくるだろう。基本的に観光ビザで送られてくるのは、小物だろうと思う。

しかし、観光ビザと言ってもなあ。
 そのパスポートはホンモノか?
という話から始まるからな、中国の場合。前にも書いたけど、中国のちょっと郊外に行くと、家の壁にスプレーで
 為証 (このあとに携帯番号)
と殴り書きしてある。これは
 ニセの証明書をつくります(この電話に連絡を)
という暗号みたいな広告である。もし、
 日本で出稼ぎしたい
と思ったら、この手の
 ニセ証明書作成業者
にお願いして、渡航に必要な書類一式を作ってもらい、
 出稼ぎ観光旅行
に申し込むわけである。ま、蛇頭は行き届いてるから、
 身分証など必要書類から、ニセパスポートつきで旅行費用一切合切まとめていくら
だろうけど。
で、なおかつ問題は
 中国政府の関係者も蛇頭に一枚噛んでいる
ということだ。いくら偽造が巧妙でも、バレれば話にならないから、そのあたり、出国させるまでの間には、絶対に政府関係者が「ちょっとしたアルバイト」をしているはずだ。

で、旅行が中止になって、旅行業者は悲鳴を上げてるか、という問題だけど、
 出稼ぎ観光旅行請負会社
であれば、まあ、儲けにならなかった、というだけでおしまいである。もし、連中の
 出稼ぎ観光旅行が成功して、何人かが失踪、旅行業者としての認可を取り消される
ようなことになっても、全くといって彼らには問題が起きない。だって
 潰れたら、新しい旅行会社を作ればいい
だけなんだもん。ゆめゆめ
 JTBや近畿ツーリストのようなちゃんとした大きな旅行会社
を想像するなかれ。バックに政府関係者がついてるから、許認可事業は、袖の下さえ渡しておけば、問題なく認可される。つまり
 出稼ぎ観光旅行で一儲け→会社が潰れる→また別な会社で出稼ぎ観光旅行をやって一儲け
というループを際限なく繰り返すだけの話。

日本側といえば、これまた頼りない。友達が遭遇した話なのだが
 日本で会社を興した社長は、戸籍がない
という。戸籍がないということは、黒戸、つまり一人っ子政策に反して勝手に産んだ子どもなど出生届を出してない子ども、ということなのだが、本来は戸籍がないと、パスポートはおろか、教育も受けられない筈なのである。その社長が、どういう経路で日本にいるかは分からないが、
 他人の戸籍でパスポートを取って、経歴もでっちあげて、日本で成功した
ってことなんだろうなあ。他の友達にも聞いたが
 戸籍のない人って結構いるよ
という話だった。一体どこの出身者かは聞き漏らしたが、いや、戸籍のない人間がウソで固めたニセ書類で入国しても、何にもチェックできないのが、日本の現状なのである。その内、各国の「あまりおとなしくない出稼ぎ労働者」に蹂躙されるんじゃないのかな。

今だとたぶん
 セントレア経由の入国
が、「出稼ぎ労働者の推奨入国経路」だろうと思う。
 慣れてない入管はザル
というのは、公理である。愛知万博でテンパっている名古屋の入管が、まともな入国審査をしているとは、あまり思えないのだ。もし、今後
 2005年3月から9月に日本に入国した外国人犯罪者
が逮捕されたら、
 トヨタが日本に導入した犯罪者
である、と覚えておいた方がイイだろう。だって
 愛知万博ってトヨタ博
でしょ? これで日本の治安が悪くなったら
 その責任の大半は、愛知万博を引っ張ってきたトヨタにある
とわたしは思う。トヨタは中国べったりだしな。もっとも、絶対にトヨタは責任も取らないし、バックレるだろうな。

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