« きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その15)2ちゃんねるのトップ画像が変更に | トップページ | きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その17)(c)のない「のまネコ」発見 6月後半から7月後半に配られた宣伝用ティッシュ 口の形も∀ »

2005-09-12

きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その16)9/2付け日経産業新聞でavexの石井氏が気になる発言

よっぱライダーさんの「SUNTORY SHOT BAR で日経記事を崖っぷちな私が考える」経由。

9/2付け日経産業新聞からの引用。「のまネコ」問題がまだそれほどでもなかった頃のインタビュー記事から、気になる部分を抜粋してみる。

2005/09/02 CD「恋のマイアヒ」を企画(ヒット案内人2005/09/02, 日経産業新聞

エイベックス・エンタテインメント石井氏、CD「恋のマイアヒ」を企画(ヒット案内人2005/09/02, 日経産業新聞
(略)

 「マイアヒ」との出会いは昨年五月にさかのぼる。エイベックスがユーロビートの販売で以前から付き合いのあるレーベルから売り込みがあった。しかし英語ではなくルーマニア語の歌。「どうやってプロモーションすればいいか」と考えた。
 ヒントはインターネットにあった。「のまネコ」というキャラクターがルーマニア語を日本語に置き換えた「空耳」の歌詞をベースに踊る動画を見つけた。地方在住の二十代のOLが作り、ネットではすでに話題となっていた。これをフックに売りだそうと思い立ったのが昨年十一月。アニメにさらに磨きを掛けてプロモーションビデオを作り、CDにも収録した。
 狙いは的中。のまネコのキャラクターやアニメが話題となり、四月にフジテレビ系の人気バラエティー番組「SMAP×SMAP」で取り上げられた。これで一気に全国区となり、着うたやCDが売れ始めた。着うたのダウンロード数は二百万を超える。
(略)

考えた末の結論が、のまネコのアニメなどを使ったプロモーションだった。
 DVD付きのアルバムに続き、今後はキャラクター商品なども発売し、ファン層とビジネスチャンスをさらに広げていく考えだ。十一月にはアルバムから「愛のデ・ラ・ノーチェ」がシングル曲としてリリースされる。「マイアヒのイメージを損なわずに、よりハードなアニメを作りたい」と意気込む。(吾)


上記で気になるのは

「わた」さんが作った「黒フラ(著作権を無視したFLASH)」のキャラクターはモナーなど2ちゃんねるのAAを借用したモノではなく「オリジナルののまネコ」

とあくまで9/2の段階でavexの当事者石井氏が主張している点だ。

もう一つは


「アニメに更に磨きを掛けて」

という部分。元になった「黒フラ」では、画像使用について著作権違反の部分があり、それを削ったのは分かるが、もう一つ

AAのパクリではなくインスパイヤされたと主張するために、モナーやモララーを手直しした

という作業も含まれているだろう。

avexはこれで押し切るつもりだろうな。

|

« きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その15)2ちゃんねるのトップ画像が変更に | トップページ | きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その17)(c)のない「のまネコ」発見 6月後半から7月後半に配られた宣伝用ティッシュ 口の形も∀ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その16)9/2付け日経産業新聞でavexの石井氏が気になる発言:

« きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その15)2ちゃんねるのトップ画像が変更に | トップページ | きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その17)(c)のない「のまネコ」発見 6月後半から7月後半に配られた宣伝用ティッシュ 口の形も∀ »