きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その77) 「のまネコ」問題をweb版毎日・読売が取り上げる
「のまネコ」問題を読売も取り上げた。
「のまネコ」商標登録、エイベックス出願取りやめエイベックスは30日、同社が発売中の楽曲「恋のマイアヒ」の宣伝などに使われている猫のキャラクター「のまネコ」について、図形商標の登録出願を取りやめると発表した。
「恋のマイアヒ」は、モルドバ共和国出身の3人組「O—ZONE」のヒット曲。歌詞が「飲ま飲まイェイ」など日本語に聞こえることから評判となり、収録アルバムは70万枚以上を売り上げ、「のまネコ」の商標登録の出願やグッズの販売も始めた。ところが、「のまネコ」がネット上の掲示板「2ちゃんねる」などで使われているキャラクター「モナー」に酷似しているとして、ネット利用者が反発。「モナーが自由に使えなくなる」と、抗議の動きが起こっていた。
エイベックスでは、「両キャラクターは全く別物だと考えているが、今回の混乱を招いた以上、出願を取り下げて皆さんに安心して頂こうと決めた」としている。また、30日に同社社員への殺人予告が「2ちゃんねる」に掲載されたとして、警察に被害届を出すことも明らかにした。
(2005年9月30日20時14分 読売新聞)
こっちも曖昧なままですな。
毎日は少し詳しい。突っ込みどころは赤で表示。
のまネコ問題:エイベックスが商標登録を中止へヒット曲「恋のマイアヒ」に登場するキャラクター「のまネコ」をめぐる問題で、エイベックス・グループ・ホールディングスは30日、CDに特典として収録している「のまネコ」のフラッシュムービーを今後は付けず、同キャラクターの著作権を管理する会社には図形商標の登録出願をしないよう依頼すると発表した。
同社は自社のサイトで発表した「いわゆる『のまネコ』問題についての当グループの考え方」と題した文書の中で、問題となっている「のまネコ」について、「アスキーアートの『モナー』などにインスパイア され、新たなオリジナリティを加えて商品化した」と従来の説明を踏襲。さらに「私たちは『のまネコ』は『モナー』とまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、海賊版に対抗すること等を考えてごく普通に商標登録出願をした」と悪意がないことを説明している。
しかし「このことが原因で今回の混乱を招いた以上、直ちにマイアヒ・フラッシュの提供を中止し、『のまネコ』の図形商標の登録出願も取り下げることで、皆さんに安心していただこうと決心した次第です」と今回の措置を説明。「多くの方々が共有財産として楽しんでいる『モナー』等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです」と、ネットユーザーが批判しているようなエイベックス側の非は特に認めなかった。
さらに掲示板サイト「2ちゃんねる」に同社員に対する殺人予告が掲載されたことを受け、「善意のファンや一般消費者の方々の声を真摯にうかがおうと思い、これまで特段の措置はとらなかった」が、「殺人予告は明らかに反社会的であり、見過ごせないとして被害届を出すことにした」と同社が“被害者”であることもアピールしている。
「のまネコ」は、「恋のマイアヒ」を歌っているオゾンのプロモーション用キャラクターとして登場。収録されたムービーに登場するキャラクターを「のまネコ」として、エイベックスネットワークスがTシャツなどキャラクターグッズの販売を始めた。これに対して「2ちゃんねる」などには「掲示板で自然発生的に登場したキャラクター『モナー』を特定企業が改変して金儲けに使うのは納得できない」などと批判する多くの書き込みが寄せられていた。
「2ちゃんねる」管理人、西村博之さんは24日付けでエイベックス側を“皮肉る”公開質問状を送付。エイベックスの歌手、浜崎あゆみさんのロゴに似ている「のまタコ」というキャラクターの「商標登録とグッズ展開にあたり何も問題がないこと」を確認したいとしていた。「黙認された」と解釈するとした7日以内の締め切りが目前だった。【デジタルメディア局】
エイベックスのコメント
http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050930info.htm
しかし、avex
悪意がない
とか
被害者
ってホントかよ。
実は、この「殺人予告」の書き込まれたIPはすでに特定されているのだが、このIPは
東東京でOCNを経由した場合表示されるIP
を含んでいる。あとは、OCNに協力してもらって
東京のどこから、もしくは更に別な場所から東京のサーバを踏み台にして書き込まれたものであるのか
を特定するしかないが、案外簡単に割れるのではないか。ネットカフェ経由であったとしても、個人特定までは行き着くと思われる。
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