きな臭い話 マイヤヒFLASHの猫はいつからオリジナルキャラ「のまネコ」になったのか (その91) マスコミがavex寄りにならざるを得ない理由
マスコミの「のまネコ」問題報道が、avex寄りにならざるを得ない理由の一つは
avexのアーティストを人質にされているから
というのがある。
そういえば、
なぜ、週刊文春が取り上げないの?
と思ってるあなた。そりゃ
鈴木亜美の復活CDを出したのは文春
ですから、商売のタネを傷つけるような真似はしないです。
テレビはどうかというと
これから年末年始番組の制作
に入るわけで、
avexのアーティストは手駒として欲しい
ので、どうしたって、叩くわけがない。NHKだって紅白にavex所属のアーティストは欲しいからな。もっと露骨なのは
CDTVのTBS
うたばんの日テレ
ミュージック・ステーションのテレ朝
avexとべったりのフジ
あたりかな〜。avexの広告出稿量を考えると、まさか
報道が先走るわけがない
のだ。そのあたりは
メディア商売の「機微」
ってやつだろうね。
報道の正義
って、せいぜいそんなものである。
じゃ、反撃はどうしたらいいのか。
糧道を断つ
のが正道。糧道でも、いちばん効果があるのは
スポンサーにクレーム
という手である。
で、どこが一番イイかというと
商品の単価が高いもので、広告出稿量の多い会社
ということになる。今のところだと
車と保険
あたりかな。地道にスポンサーにクレームを入れつつ、avexのアーティストを使ってる会社の商品は買わない、というのを、まあ半年くらい続けるつもりでやりましょう。
そもそも、avexが勘違いしてるのは
現代は「あれか、これか」の時代ではなくて、「あれも、これもある」時代
ということ。たとえ
avex所属の若槻千夏がCMをやっている明治製菓「きのこの山」
が食べられなかったとしても、他にチョコレート菓子はいくらでもある。ま、
きのこの山中毒の人は別として
だ。
avexからCDを出している今井翼がCMをやっているハウスのとんがりコーン
をあきらめたとしても
湖池屋のドンタコスや、ジャパンフリトレーのドリトス
がある。
いくらでも代わりはあるのだ。
CMは
いくらでも代わりがある、ということを消費者に気づかせないための戦略
なのだから、そのCMがダメなら、消費者は
ほかの商品を手に入れる
だけのことだ。
で、不買運動が長期化すると、怖いのは
CMに騙されて買っていた「あの商品」に固執する必要性が薄れてしまう
ということだ。つまり
きのこの山を止めて、別なチョコレート菓子を食べてたら、そっちでも良くなってしまう
わけである。
ま、今のところ不買運動は始まって一ヶ月なのだが、これを年末までやると、結構効き目はありそうだな〜。ボーナス商戦で車や家電などの高額商品を選ぶのは
実は主婦
だったりする。主婦層にavexって元々受けがよいわけじゃないし、今回の「のまネコ」問題報道で、avexに関心がなかったのが、嫌いになった、という人もいる。お財布を握る人間へのマーケティングをおろそかにしていたツケが、これから出るだろうね。
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