北京の日本大使館、在留邦人へ緊急の注意
春の反日暴動で学習したのか、北京の日本大使館が、小泉首相の靖国参拝を受けて、緊急の注意をアナウンスした。
(緊急)反日デモに関するご注意(05.10.17)1.本日10時過ぎ(日本時間)、小泉総理が靖国神社を参拝されました。中国当局はこれまで、総理の靖国神社参拝に対し一貫して厳しい態度を示してきており、本日の参拝に対しても中国政府並びに民衆から強い反応が示されることもあり得ると考えられます。
2.去る4月に北京市、上海市、広州市などにおいて大規模な対日抗議行動が発生し、その際の暴力行為により物的被害も生じました。このため、当館としては、外交部、公安部及び各地外事弁公室等に対し、在留邦人の安全確保、及び日系企業の正常な営業に支障をきたすことのないよう適切な対応を強く求めています。渡航者及び在留邦人各位におかれましても、危険な事態に巻き込まれないよう、次の点を含め十分ご注意頂くようお願いいたします。
・日本及び海外のテレビ、インターネットなどの報道に十分注意する。
・日本大使館のホームページ、外務省の危険情報などをこまめにチェックする。
・広場など大勢の人が集まるような場所に近寄らない。3.なお、対日抗議活動を目撃した、或いは事前にこれらの情報を入手した場合には、現場に近寄らず慎重に行動するとともに、関連情報を日本大使館領事部(電話:010−6410−6970)までお知らせ下さい(勤務時間外は自動アナウンスが流れますが、音声に従って緊急連絡担当者を呼び出して下さい)。
同内容のメールが、在留邦人に送られたという。ま〜、在中国の日本公館がいざとなったらアテにならないのはいつものことなのだが、注意喚起をするだけ良しとしておこう。
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