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2005-10-18

高松塚古墳で細菌による壁画損傷 キトラ古墳は壁画に穴 文化庁認める

高松塚とキトラ、日本の貴重な古墳壁画が、崩落・消失の危機に瀕している。産経が共同の記事を配信していて早い。


カビが一斉繁殖の危険性 はぎ取り作業を緊急再開へ 

 奈良県明日香村にある高松塚古墳とキトラ古墳(いずれも7世紀末—8世紀初め)の極彩色壁画にカビなどが繁殖している問題で、文化庁は18日、「両古墳で細菌とカビを確認した。細菌が衰退した後、カビが一斉繁殖する可能性がある」と発表した。
 壁画の保存対策は緊急を要し、同庁は年明けに再開予定だったキトラ古墳の壁画はぎ取り作業を大幅に前倒しし、25日から四神図の「朱雀(すざく)」はぎ取りに着手する。
 杉山純多(すぎやま・じゅんた)・東大名誉教授(微生物系統分類学)ら微生物の専門家ら3人が9月16日、両古墳の石室内でサンプルを採取、分析を進めていた。
 キトラ古墳で、壁面しっくい上の細菌を除去した際、朱雀の尾羽などに小さな穴ができていることも判明。同古墳では7月以降、四神図の朱雀や天文図などに細菌や除去しにくい緑色のカビなどが発生していた。


◇  河上邦彦・神戸山手大教授(考古学)の話 細菌やカビが増えたのは夏の暑さが影響したとみられ、数年来の地球温暖化が大きな原因だ。キトラ古墳は壁画部分のはぎ取りを一刻も早く始めるべきで、しっくいが薄くてはぎ取りが難しい南壁は解体も選択肢だ。高松塚古墳も今すぐ解体作業に入る必要がある。悠長なことを言っているときではない。両古墳の作業を同時並行でやっても問題はない。


≪カビ問題の経過≫

 1972年3月 高松塚古墳の石室で壁画発見
 74年 同壁画が国宝指定
 83年11月 キトラ古墳でも壁画発見
 2001年2月 高松塚の石室入り口付近で白いカビ確認
 02年10月 高松塚の石室壁面で黒いカビ発見
 04年1月 キトラの本格調査開始
 6月 高松塚の壁画劣化が判明
 7月 キトラの壁画はぎ取り方針を決定
 8月 キトラの壁画はぎ取り開始
 05年6月 高松塚の石室解体方針が決定
 9月 高松塚で壁画に新たなカビ確認。キトラでは細菌被害が判明
 10月18日 文化庁が両古墳で細菌とカビを確認。キトラの壁画はぎ取り作業を前倒しし、25日に再開すると発表


■キトラ古墳 高松塚古墳の約1キロ南に位置する直径約14メートルの円墳。1983年からの調査で朱雀(すざく)などの四神図や十二支図、天文図が確認された。壁画の傷みが激しいため、2004年8月から国内初のはぎ取り方式による修復作業が始まり、これまでに四神図の青竜と白虎、十二支図の「戌(いぬ)」がはぎ取られた。05年9月、石室内に細菌やカビが繁殖し、壁画が汚れるなどの影響が出ていることが判明した。


■高松塚古墳 奈良県明日香村にある直径約23メートルの円墳。1972年の発掘調査で「飛鳥美人」と呼ばれる女子群像や四神図、天文図など極彩色壁画が見つかり、考古学ブームを巻き起こした。壁画の劣化が明らかになり、2005年6月に文化庁の検討会が石室を解体して修復する方針を決定。9月からはカビ対策として、冷却パイプで石室内部の温度を下げる緊急措置が始まっている。


(共同)

(10/18 16:55)


もうアカンのと違うか、高松塚とキトラ。河上さんは
 両古墳並行で
なんて言ってるけど、技術者が足りない。
文化庁の「不作為」がとうとうここまで高松塚とキトラを追いつめてしまった。歴代の担当者の責任は重いが、誰も責任を取らない。日本の文化行政なんて、この程度だ。

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