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2005-11-29

耐震強度偽造マンション (その51) 「グランドステージ下総中山」も耐震強度偽造マンション かつ日住協の「優秀事業賞」受賞 施工は欠陥マンション「グランドステージ川崎大師」と同じ太平工業が関与

もう、アホかバカかと。
またまた判明した
 耐震強度偽造マンション「グランドステージ下総中山」
だが、これもやはり
 日住協の2003年度優秀事業賞受賞マンション
だった。


「優秀事業表彰受賞作品」報告会を開催

〔優秀事業賞〕「グランドステージ下総中山」(㈱ヒューザー)


受賞理由は以下に。

中高層分譲住宅部門 優秀事業賞 「グランドステージ下総中山」 (㈱ヒューザー)

・平置駐車場を全戸分と来客用2 台分を確保。
・平均専有面積111.4 ㎡の全戸100 ㎡以上のプラン。
・住戸の70 %が「リビングイン」タイプかつ角部屋。
・13.65 m~ 16.25 mの住戸間口を採用。

〔事業概要〕
営団地下鉄東西線の「原木中山」駅から徒歩9 分、JR総武線の「下総中山」駅から同10分と東京都心へのアクセスに恵まれた所で、用途地域は工業地域である。南側には京葉道路があり、
配棟は全戸東向きであることから、土地仕入時には充分な検討をしたうえで開発に踏み切った。
当物件は、当社企業理念である「三世代が同居できる広く豊かな生涯住宅」を都心周辺部で実現する目的で企画した。その結果、専有面積は平均111.4㎡、最大121.17㎡と、限りなく理想
に近い広さを確保した。
さらに、住戸の70%を「リビングイン」タイプかつ角部屋としたプランにまとめたほか、都心周辺部の徒歩圏では、実現がむずかしい平置駐車場を全戸分に加え、来客用駐車場も2 台分確保した。
また、パートナーであるゼネコンの協力を得て、大型型枠工法を導入することにより、工期(9.5 ヶ月)を大幅に短縮し、事業の効率化を図った。
なお、『リビングイン』は当社の登録商標(登録第4592590号)となっている。
〔物件概要〕
所 在 地 千葉県市川市鬼高3-1124-1他3筆
土地面積1,317.00 ㎡
延床面積 3,096.44 ㎡
構造・規模 RC 造 地上9 階建
住戸総数 23戸


あらら〜。得意の
 工期短縮工法
ですか。で、施工は
 木村建設
http://66.102.7.104/search?q=cache:-iVlHIODjSkJ:www.kimurakensetsu.co.jp/jisseki1.htm+グランドステージ下総中山&hl=ja
だ。というわけで、上記日住協の記事の
 パートナーであるゼネコン=木村建設
ですな。

偽造が見つかったというのは読売の以下の記事に。

4棟偽装、9棟疑い…姉歯関与・ERIが建築確認

耐震強度偽装問題で、民間の指定確認検査機関の最大手「日本ERI」(東京都港区)が建築確認を実施し、姉歯秀次・1級建築士(48)が関与した建物は16棟あり、このうち13棟に強度偽装の事実や、その疑いがあることが29日わかった。
 13棟のうち4棟は、改めて構造計算を行った結果、偽装の事実が確認されたという。残り9棟についても再計算を急いでいる。
 偽装が確定した4棟は、この日新たに構造計算書の偽造が明らかになった千葉県市川市の分譲マンション「グランドステージ下総中山」(9階建て・23戸)と、すでに偽装の疑いが出ていた「苅田プレモントホテル」(福岡県苅田町)、「アルクイン黒崎」(北九州市)、「サンホテル大和郡山」(奈良県大和郡山市)の3棟。
 一部の建物は基準の3割程度の強度しかなく、震度5強程度の地震で倒壊する恐れのある建物もある。
 このほかの9棟(マンション5棟、ホテル3棟、オフィスビル1棟)の構造計算書にも改ざんされた形跡があった。同社では、グランドステージ下総中山について「最初から設計図と構造計算書を照合していれば、見抜けたかもしれない」とした上で、「非常に巧妙な偽造もあり、構造計算書だけのチェックでは見抜けなかった」とも話している。

(2005年11月29日16時6分 読売新聞)

で、問題の「グランドステージ下総中山」に使われたコンクリートを納入した
 生コン会社
も、googleで発見。
 市川エスオーシー生コン株式会社
http://www.soc-fc.co.jp/cominfo/ichikawa_jiseki.html


施 工 者 名/現      場      名
太平工業/グランドステージ下総中山

疑問なんだけど
 生コンを受注した市川エスオーシー生コン株式会社も、施工した太平工業も、躯体の規模の割に、コンクリートや鉄筋の量が変だ
とは思わなかったのかな〜。それとも
 下請けは、設計図通り作ればいい
という辛い立場なのか?

続き。太平工業は、すでに発覚している
 グランドステージ川崎大師
の施工業者だった。てことは、「グランドステージ下総中山」は、木村建設が太平工業に丸投げしたのか?


平成17 年11 月22 日
各 位
太平工業株式会社
姉歯(あねは)建築設計事務所による構造計算書の偽造問題について(ご報告)

平成17 年11 月17 日に国土交通省より発表されました構造計算書に偽造が疑われている21 件の建築物
のうち、当社が平成15 年9 月から平成16 年10 月に川崎市で施工したマンション「グラントステージ川崎大師」が該当することが、翌18 日の同省による発表により明らかとなりましたので、ご報告いたします。
本件に関しましては、関係各位に大変なご迷惑、ご心配をお掛けいたしました。
また、当社が施工しました当該マンションの安全性に大きな問題があることが判明し、居住者の皆様に多大なご心配、ご不安をあたえておりますことは、まことに残念なことと思っております。
現在、社内に特別チームを設置して情報収集、事実関係の把握等に努めております。

1.施工工事の概要
(1) 施 主 : ㈱ヒューザー
設計・監理 : スペースワン建築研究所(構造計算を姉歯建築設計事務所に発注)
指定確認検査機関 : イーホームズ
施 工 : 当社
(2) 工事名 : グランドステージ川崎大師新築工事
(3) 工 期 : 平成15 年9 月~平成16 年10 月
(4) 構造・規模 : RC造 9 階建 23 戸
(5) 工事場所 : 川崎市川崎区中瀬3-2 1-7
2.現時点での当社の見解
(1) 上記1.の工事は、施主との工事請負契約に基づき、設計図書(建築確認申請確認済証)どおりに、
施工したものです。
また、設計監理者、及び指定確認検査機関の各種審査(中間検査、完成検査) を終え、検査済
証を受領し、引渡したものであります。
(2) 上記1.の工事は、単純施工請負案件であり、設計・監理については請負っておりません。
(3) 今回問題となった構造計算書の偽造には一切関与しておりません。
以上


なんか、倫理観は完全に麻痺してる業者たちが、殺人マンションを作ってるように見えるんですけど。

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