耐震強度偽造マンション (その20) 木村建設、事業停止状態に
今回の事件の設計・施工の多くを担当していた熊本の木村建設が、事業停止に追い込まれた。毎日より。
耐震偽造:木村建設が事業停止状態 負債は138億円姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)の耐震構造計算書偽造問題で、工事の多くに関与していた木村建設(熊本県八代市)の手形決済が不調に終わり、事業停止状態に陥ったことが22日、東京商工リサーチや帝国データバンクの調べで分かった。同データバンクによると、負債は05年10月末で約138億円。
決済が不調だったのは21日に行われた手形取引。木村建設は63年創業で、工期短縮を掲げ首都圏などで受注を伸ばした。05年6月期には、年間127億円の完工高を達成。熊本県内でトップの建設会社となった。
昨日の手形が落ちなかったのは、銀行が見越して、当座預金を封鎖しちゃったからだそうだ。当の銀行はそれを否定してるけど。産経より。
木村建設1回目不渡り 耐震偽造問題で経営悪化耐震強度偽造問題で、マンションやホテルを設計、施工した熊本県八代市の木村建設は22日、木村盛好社長名で「21日に手形が不渡りとなった」と同市の本社玄関前に張り紙を出した。関係者によると、民事再生法の適用申請を検討するなど、今後の対応を弁護士らと協議中という。
不渡りは1回目。張り紙の説明によると、問題が連日報道されるようになり、取引銀行の熊本ファミリー銀行が「債権保全のため」として、木村建設の当座預金と同銀行への債務を相殺したことが不渡りの直接原因としている。
熊本ファミリー銀行は「相殺の事実はない」(経営管理部)としている。(共同)(11/22 11:13)
熊本ファミリー銀行そのものが、経営がしんどい銀行だそうだからな〜。
| 固定リンク
« 耐震強度偽造マンション (その19) 最近の工事はどこも危険? 現場監督の声 | トップページ | 耐震強度偽造マンション (その21) 物件を見ないで買うマンション購入 ヒューザーの問題物件「グランドステージ茅場町」「グランドステージ住吉」の場合 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント