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2005-12-14

耐震強度偽造マンション (その82) 証人喚問終わる(速報)

来ないか、と思ってたが、総研・内河健所長が出てきた。
ウッチー、逃げ切るつもりだったようだが、なぜか民主・馬淵議員が、内部資料をたんまり持っていて、逃げ切れず。
一応、速記をしたけど、あまりにも量が多すぎて、直すのが大変なので、気が向いたときに、アップする予定。
馬淵爆弾は
 あるホテルの構造設計について、四ヶ所チーフコンサルタントが変更を指示したメモ
だった。ウッチーが
 うちは構造についてわかる者がいない。構造計算に口を出すはずがない。
と言い張るのを、一発爆沈。

続き。馬淵爆弾のところだけアップ。耳で一度聞いただけなので、間違いもあるかと思われるが、その点はご容赦を。


馬淵 事実を明らかにするために仕事をしている。
わからなければいいとしてウソを重ねられては困る。
 総研グループは、組織表通り、内河トップ木村平成までが一体
 構造は姉歯と
総研から姉歯まで一気通貫
さらには全国の営業では、
 地上げした人に仲介料
 地域の会員企業への指導は40%のキックバック
総研は二十数名だが、こうしたシステムで、全国200軒以上のグループ
その上で尋ねる。
「技術的なことについてはなにもわからない。鉄筋料もふくめそのばで技術指導はしない。あくまでデータの蓄積のなかで、努力規定・努力目標を示した」
というのが内河証人の発言だが、一切技術的なことがわからない、ということか。

内河 現在、総研内には、一級建築士は五人、土木は一級管理施工技士が五名。
他は素人で、建築は分からない
それらの(建築の)人間が、できない細かいところをやる。
技術者を入れ、コンサルに育てるのが総研のやりかた。

馬 技術者はいない、経営指導という話だったが、一級建築士土木管理士もいてバックアップもさせてる。
技術の分かる人間がいるということじゃないのか。

内 一級といっても意匠とか現場とか構造とか設備とか分かれている。
うちにいる人間でコンピュータで構造計算できる人間はいない。
現場をさわってきた人間だ。

馬 日本中の一級建築士が怒るぞ。
構造はコンピュータ云々ではなく、なくても計算は出来る。
総研の中に構造の技術がわかる人間はいるのかいないのか。

内 どこまで構造がわかるのかは、わたしがわからないので自信がない。なんともいえない。
ある程度わかるのかも分かりません。
わたし自身がわかりません。
もし、それらが理解できるなら、偽装を捕まえられたのではないか。
捕まえきれなかったのが現実。

馬 みつけられなかった、ではなく、証人が聞こうと思う技術屋はいるのか。

内 安心して構造を相談できる人間はいない。

馬 安心して構造を相談できる人間はいないというが、姉歯証人は、総研との関わりについて、本社は二度あったというが、数回四ヶ所氏と話をしたと言っている。
四ヶ所氏はどういう人間か。どういう専門か。

内 四ヶ所は一級建築士です。どこまで世間に通用するのか、構造が分かるかわかりません。

馬 自分が社長で、チーフコンサルかつ幹部がどのくらいの力量があるかわからん。こんな会社の経営実態はあり得ますか? 
構造をまかせられる人間がいないというが、総研が、構造にかかわる問題として、鉄筋量・断面を技術的な面から指示したことはないか。

内 断じて一切ない。

馬 内河氏がない、というのは聞いた。
総研という会社を背負ってる人間が指示してるということはないのか。

内 四ヶ所も経営コンサルとして出て行き、コストダウンを教えている。
わからないとしかいいいようがない。

馬 平成設計宛四ヶ所氏の自筆メモがあります。
日付・宛先・物件名もいえない。
ここに 
 下記、検討願います。
 今の構造設計で鉄筋の使用量は119kgだが、八階フロアで、多くても75-80kgで納めて欲しい。
 杭本数 一本でも少なければ、喜ばしい。
 1000×1000 32-36mm は大きすぎる
 1000×1000 22-25mmですませている、ヴィアイン新大阪の例がある。
 もう少し経済的に納めるように
これは指示じゃないのか。
四ヶ所氏自筆の構造計算手書きのメモ三枚が続く。
指示してますよ。
総研として幹部が指示している事実がある。

総研グループがコストダウンを目指している。
しわ寄せは構造にいく。
組織図は姉歯まで一気に通る。
こうした組織を裏付ける金の流れもある。
内河証人がしていない、という「指示」も、幹部と呼ぶ四ヶ所が出している。
内河証人は、自分が知らないから、手を汚さないだけで、あなたはこのことが予見できるのではないか。

馬淵議員の資料は、恐らく毎日が入手したのと同じもの。

耐震偽造:「鉄筋3分の1以上減らせ」総研が文書指示

鉄筋減を求める総研の指示書。図解入りで「4隅をタバネれば4本は減らせる」という記述もあった
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/images/20051214k0000e040094000p_size5.jpg

 耐震データ偽造が発覚したビジネスホテルの開業指導に当たっていた「総合経営研究所(総研)」=東京都千代田区、内河健社長(71)=が、構造設計を元請けする設計会社に、鉄筋量を3分の1以上減らすよう文書で指示していたことが分かった。毎日新聞が文書を入手した。内河社長が鉄筋量の指示を認める発言を業界誌上でしていたことは判明していたが、実際に同社から設計会社への指示が裏付けられたのは初めて。姉歯秀次・元1級建築士に対し、鉄筋量を減らすよう指示していた木村建設(熊本県八代市)は、総研の経営指導を受けていた。極端に鉄筋を減らした偽造物件乱造の根幹は、総研だった疑いが強まった。
 この文書は、今年に入って総研の担当幹部から、平成設計(千代田区)にファクスで届いたA4判の手書きの指示書。東京都内の構造設計事務所が構造計算した中部地方のホテル名を明記したうえで「検討願います」と記されていた。
 内容は、1平方メートル当たり119キロで計算されていた鉄筋量を「多くても75〜80キロで納めてほしい」と構造設計の変更を要求。くいの本数も「1本でも少なければ喜ばしい」とし、32〜36ミリになっていた鉄筋の直径も「大きすぎる。以前、大阪のもので20〜25ミリで済ませている」などと指示。「もう少し経済的に納めようとする気持ちで構造担当者は設計してもらいたい」とも書かれている。
 これに対し、平成設計側は▽既に水平力に対するくいの本数を最低に設計している▽建物の特徴から鉄筋は32〜36ミリが必要−−などと専門家の見解として回答、構造設計は変更しなかったという。
 総研の複数の幹部は、毎日新聞の取材に「鉄筋量を減らす指示をすることはあるが、法令の範囲を逸脱することはない」などと話している。
 総研は内河社長が創業。全国約300社のゼネコンの経営指導をしている。【吉永磨美、鈴木梢】

毎日新聞 2005年12月14日 15時00分 (最終更新時間 12月14日 15時12分)

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