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2006-01-22

アメリカ産牛肉輸入停止 (その2) こんなでかい背骨を見逃したアメリカの検査官 除去義務を認識せず

いや〜、この写真は衝撃的。


危険部位が混入していた米国産牛肉

 背骨付き子牛肉の写真
http://ca.c.yimg.jp/news/20060121210011/img.news.yahoo.co.jp/images/20060121/jijp/20060121-04204472-jijp-bus_all-view-001.jpg

20日朝成田空港に到着した、危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入していた米国産牛肉。中心部の太く横に一直線に伸びているのが脊柱で、目視で確認できる(農水省提供)(時事通信社)21時00分更新


で、拡大してみると、アメリカの検査官が押した認証のハンコが見える。

in

…どうやら
 脊柱は除去しなくちゃいけない部分という認識がなかった
らしい。アホですか。
日刊スポーツより。

米国産牛肉の検査官、除去義務認識せず

 ジョハンズ米農務長官は20日、対日輸出した米国産牛肉に牛海綿状脳症(BSE)の病原体がたまりやすい特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入していた問題で記者会見し、農務省が派遣した検査官らが「除去する必要性を認識していなかった」と述べ、検査態勢に深刻な不備があったことを認めた。問題の牛肉を輸出した食肉業者も「輸出基準の解釈に誤解があった」と釈明。貿易再開に際して両国間で定めたルールを米側の官民がいずれも破っていたことが明らかになった。
 米国産牛肉に対する日本の消費者の不信は一層強まり、再停止された貿易の再開には長期間を要する可能性が出てきた。
 ジョハンズ長官は会見で「この問題を極めて深刻に受け止めている」と述べた上で、検査ミスを犯した担当者に「適切な人事上の措置」を取ると明言、省内処分に踏み切る意向を表明した。原因究明に向けて徹底した調査にも着手、再発防止策と併せて早急に日本政府に報告すると約束した。
 今回の牛肉が出荷された詳しい経緯は不明だが、長官は「書類を見れば脊柱が混入していると分かるのに、除去が必要という事実を(誰も)認識していなかった。起きてはならないことだ」と強調、現場の検査官だけでなく、実際に輸出されるまでチェック機能がまったく働かなかったことに不快感を示した。
 しかし、米国産牛肉の安全性をあらためて強調した上で「日本政府が実施したのは一時停止措置と理解している」と語り、短期間で輸出を再開できることへの期待を示した。

[2006/1/21/14:40]


それって、
 検査してないのと同じ
じゃん。

更に続き。日本の農水省も脱力。
産経より。


米検査官ルール知らず 専門家ら「信じられない…」 BSE危険部位混入

 「(SRMの)取り残しを見逃すなんてひどいと思ったが、(米国の検査担当官がSRMの除去という輸出ルールを)知らなかったなんて…」。1カ月前に輸入再開に踏み切った農林水産省の幹部はあきれたように語った。
 BSEの病原体がたまりやすい脳などのSRMの除去と生後20カ月以下の確認は、日本向けの輸出条件。安全政策の「根幹」を検査官が知らなかったことは、政府にとっては予想だにしなかった事態といえる。条件順守の徹底がなされていない大きな問題に、米国に対策強化を求める声が高まっている。「食の安全」を監視してきた消費者問題研究所の垣田達哉代表も「危険部位の除去は基本中の基本。それすら認識していなかったのは信じられない」と話す。
 輸入再開を決める内閣府の食品安全委員会の議論でも、検査体制を不安視する声は強かった。垣田代表は「検査を通った牛肉をさらに検査する第三者機関が必要。そうしなければ消費者が誰も米国を信用しない」と言い切る。
 東京都渋谷区のスーパーでは、19日に米国産牛肉の販売を再開したばかりだったが、今回の事態を受けて20日夜、急遽(きゅうきょ)店頭から商品を撤去した。担当者は「販売予定の数量は少なく、消費者も冷静で営業への影響は限定的だろう」としながらも、「販売再開からたった1日で撤去とは…」とうんざりした様子だ。
 米国では、日本向けと国内向けの食肉処理が同じ施設で行われており、今回のような事態が起きる危険性はあった。日本向けに別の処理施設を確保することは資金面で無理なためだ。それだけにより厳格な検査が必要だった。
 今回の問題について、全国消費者団体連絡会(神田敏子事務局長)は21日、「日本のリスク管理の責任も大きい。(食肉処理施設の)査察はすべての日本向け認定施設を調査し、輸出プログラムが本当に順守できるかどうかの確認が求められる」との文書を、小泉純一郎首相、中川昭一農水相、川崎二郎厚労相あてに送った。

【2006/01/22 東京朝刊から】
(01/22 09:34)


ま、こりゃダメってことね。

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