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2006-01-23

センター試験英語リスニングで機器トラブル 中身はIt's a Sonyのメモリースティック

sony

今年のセンター試験
 英語でICレコーダーを配ってリスニング試験実施
と聞いた時点で
 トラブルは起きる
と誰もが思っていたのだが、案の定、全国で450件を越えるトラブル・再試験となった。で、大学入試センターの言い分が、信じられないくらいアホ。
毎日より。


大学入試:センター試験 リスニングの不具合461人 センター側「想定内」
(略)

 大学入試センターの松浦功事業部長は21日、機器不良について「ゼロだと思っていた」と述べた。しかし、22日には「受験生にも親にも安心してもらいたいので、『機器は絶対大丈夫』とコメントしてきたが、大学に対してはあらかじめ、こういう場合は再テストをすると周知している。実質的には(機器不良が)あるだろうと(受験生の4%の割合で)予備機も送っていた」と一転して「想定内」と強調した。


いや〜、とっても官僚らしいコメントありがとうございます。(棒読み)

で、今日午後二時現在で、ヤフオクには
 センター試験リスニング用ICプレイヤー
が40個以上出品されている。その画像から拾ってきたのが上の写真だが、見ても分かるように
 SONY製のメモリースティックを使用
している。プレイヤーの方は、ミツミ製との噂だ。恐らく納入数は
 受験者数×(1+おシャカ率)
だろうから、50万台ちょいくらいか? この
 ICプレイヤー受注の入札
って、どうやったのかちょっと知りたいですね〜。

で、
 50万人受験して、450人以上のおシャカ率は高いか低いか
だけど、これは、まあまあ、だろう。問題は
 機器不良による再試験のやり方が、会場によって徹底されてなかった
ところだろうな〜。松浦事業部長は開き直ったけど、今日、文科大臣が謝った。毎日より。


センター試験:ICプレーヤー不具合続発で文科相が陳謝

 大学入試センター試験の英語リスニング(聞き取り)テストでICプレーヤーの不具合が続発した問題を受け、小坂憲次文部科学相は23日、記者会見し「万全を期したと聞いていたが、実際にこういったことが起こったのは誠に遺憾。不具合の機器に当たった受験生の皆さんには大変なご迷惑を掛け、心からおわび申し上げたい」と陳謝し、再発防止に全力を尽くすことを明らかにした。
 また、機器不良などを申し出ながら試験会場の監督者の不手際で受験生の一部が再テストを受けられなかったことについても、「現場で十分に対応していなかった事実があったようで、誠に遺憾」と語った。【長尾真輔】
毎日新聞 2006年1月23日 13時09分


トップに謝られちゃったんじゃ、松浦事業部長はどうしようもないので、さて、来年行われるリスニング試験はどうなりますかね。
ヤフオクにICプレイヤーが出品されてるから、同じメーカのを使うのは危険だろうな〜。ていうことは
 またも入札して、別なメーカに作らせる
のかしら?

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