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2006-02-21

トリノ五輪 カーリング女子 日本対スイス

日本時間早朝の対決は、日本が力尽きた。第八エンドで11-5。スキップの小野寺がスイスに握手を求め、ギブアップで試合終了。
元より、日本チームは不利だった。もう一つも落とせない状況で、午前午後と立て続けに二試合。午前の試合はこれまで一勝しかしてないとはいえ、地元のイタリアが対戦相手だ。もの凄い応援で、イタリアは元気づき、ゲームは死闘となった。日本が負けてもおかしくない展開を辛勝したものの、強豪スイスとの戦いはわずか六時間後。日本チームには休息がとれなかった。一方のスイスは早々に決勝ラウンド進出を決め、前日の試合は14:00開始で休養十分。それだけでもハンディは大きかった。
やはり疲れが出たのだろうか。前半の日本は投擲にもゲームプランにも精彩を欠き、意思統一がはかれていない場面も見られた。第四エンドには、スイスは四点という大量点を得、前半終了時には7-3と大差が付いていた。
それでも日本は頑張った。第六エンド、先攻の不利をはね返す一点スティール。第七エンドもスティールを重ね、勝負を賭けた第八エンドでは、日本の投擲がわずかにはずれ、スイスが確実に決めて四点をもぎ取る。攻めて失った勝利だから、これは日本チームの健闘を称えたい。

思えば、資金に恵まれず、月給12万の臨時職員待遇で、生活費を切りつめて遠征費をひねり出す日常で、ここまでチームを支えてきた小野寺と林。確かに決勝ラウンドには進めなかったけれども、清貧というには無惨な若い犠牲を強いて、チーム青森は日本代表として闘ったのだ。ことカーリングに関しては、結果を云々するくらいなら、選手が「生活のために競技を諦める」環境をまずサポートして欲しい。
今回の結果は、カーリングは日本人に向いている競技だ、ということを示した。競技人口2000人の日本が競技人口250万人といわれるカナダを破った直後、世界カーリング協会の人達が、次々と日本チームを祝福に訪れた。そこには、日本への正直な驚きとリスペクトがあった。
恐らく、次回バンクーバー五輪に向けて、同じ体格で、囲碁などのボードゲームに親しむ韓国・中国が強化してくることは必至だろう。
日本カーリング協会会長は鳩山邦夫議員だ。


社団法人日本カ−リング協会 会員名簿

社団法人 日本カーリング協会              創立 1992.11
〒150−8050  東京都渋谷区神南1−1−1 岸記念体育館内
会 長  鳩山 邦夫


JOCからの大会派遣費が1000万円不足し、街頭募金を集めてトリノに行ったチーム青森。商業主義に汚染された五輪で、このカーリング女子チームの
 アマチュア精神
は、一服の清涼剤になっているが、
 五輪後の生活が立たない
ようだと話にならないぞ。そこのところ、JOCも鳩山邦夫も是非配慮してやってほしい。
心配は帰国後。試合時間が二時間半もあるカーリングは、スポンサーにとっては絶好の宣伝媒体だ。サポートにはフィギュアほど金もかからない。電通など広告代理店が暗躍して、おかしな方向に行かないことを祈る。

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