フィギュア世界選手権 女子フリー(速報)
まだ、演技を見てないので、結果だけ貼っておく。
女子最終結果
http://www.isufs.org/results/wc2006/CAT002RS.HTM
フリー順位
http://www.isufs.org/results/wc2006/SEG008.HTM
フリーのジャッジスコア
http://www.isufs.org/results/wc2006/WC06_Ladies_FS_Score.pdf
しかし、コーエン自爆して転倒で一点減点なのに
PCS 61.35
ってオドロキの高得点なんだけど。
転倒と関係なくPCSをつける
からなのか、それとも
北米選手ボーナス採点の余波
なのか。おかげでキミー・マイズナーに銀河点が出る結果に。ソコロワには点を渋ってるのが、北米採点の常とはいえ、これは夜のフジの放映をしっかり見極めたい。
しかし、この結果を見ると
コーエン世代は過去の人扱いとなって、真央世代の台頭で今シーズン終了
って流れだから、来年の東京で開かれる世界選手権は、村主はしんどくなるなあ。ケガをして無くても、来シーズンのプログラムの出来如何では、基礎評価がいまいち、得点を落として世界選手権選考会に臨むことになりそうだ。年齢的な問題、身体の硬さ、体力の弱さなど、村主には悪条件がいくつもある。
今回、一度引退を考えた恩田を引っ張り出して、安藤美姫を温存、憶測をたくましくすれば、トリノ五輪で一気に下げた安藤美姫の国際評価をこれ以上悪くしないための「城田采配」だろうけれども、これでジャッジの心証をとことんまで下げずに済んだのは、良かったのか悪かったのか。コーエン世代と真央世代に挟まれている安藤美姫は、立場的には微妙、年齢的にはもっと微妙だ。フレッシュさがない上に、すでに技術がずば抜けてるわけでもないからねえ。安藤美姫の故障がどこまで長引き、今後の演技にどれだけ影響するのか、ちょっとわからない。故障の後は、うまく調整していかないと、サッカーで言うところの「冷たい足」、将来を嘱望されながら花開くことの無かった選手になりかねない。安藤美姫の場合は、身体よりも心のケアに問題がありそうなんだけど、五輪ショックから立ち直れるのか。
年齢制限で出られなかった浅田真央は、スケート連盟としては来年の東京世界選手権で華々しい本格デビューの腹づもりだったわけで、嬉しい誤算のあった今シーズン。次は真価を問われる来シーズンとなる。一気に身長が5cm以上伸び、筋力のバランスなどが崩れてしまっているのを、どう建て直してくるのか。同じジュニアで闘ったキミー・マイズナーの世界選手権優勝は、浅田真央には凄い刺激になっているだろう。来年は地元開催なので、ある程度のボーナス点は見込めるわけだが、是非、地の利がなくても圧勝できるようなプログラムを組んで挑戦して欲しい。「滑る喜び」が浅田真央の持ち味で、「見る人を幸せな気分にする」演技が再び試合で見られるようになることを切に祈る。
続き。
フジの中継を見た感想。
■恩田美栄
やはり準備不足が響く。たった二週間でココまで、とは思うが、昨年の全日本選手権の滑りを見ていると、もの悲しい。是非、来季は頑張って欲しい。
■コーエン
細かいミスが重なり、最後に自爆。最終グループの第一滑走、しかも
普通に滑れば金
は、コーエンを押しつぶしたか。ジャンプ以外は素晴らしいので、つくづく運がない。
■キミー・マイズナー
伸び盛りが波に乗った。トリノ五輪で大舞台を経験し、ジュニアから上がったばかりの年に世界選手権優勝。重すぎる勲章にならないことを祈る。
滑りは、いわゆる「時分の花」の段階。女子はこのあと、体型変化とそれに伴う演技の質の変化に耐えなくてはいけない。マイズナーにも避けられぬ過程だが、それをどうやって乗り切るのか。
■村主章枝
終了前からのスタンディングオベーションが鎮まってからの演技開始。これは辛い滑走順になった。
その中での銀は上出来。
来季はさらに加点要素を求められるが、身体がついていけるのか。その当たりが鍵。
■ロシェット
地元開催の重圧に耐えきれなかった感じ。
■ソコロワ
復活の滑り。う〜ん、得点が伸びないのが残念だが、演技後の笑顔に救われる。スケーティングの基礎技術は揺るがず。
■中野友加里
最終グループに残れたのも初めてなら、当然最終滑走も初めて。固くなっていた。
しかも、ソコロワの得点が伸びず、場内ブーイングで騒然としているところに登場。なかなか難しい演技開始になってしまったのは気の毒。
まだ二十歳なので、来年はもう一伸びしそうだ。
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