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2006-04-02

F1 オーストラリアGP決勝(速報)

F1オーストラリアGP決勝結果
http://f1.racing-live.com/f1/jp/results/live/index.html

いや〜、もうなにやってんの!って展開。ミハイル・シューマッハはクラッシュ、弟シューを追いかけて、左右に振られたモントーヤはキルボタンを押しちゃったのか、赤いブレーキランプが点った後に、ストップ。よほど腹に据えかねたのか、モントーヤは、車を降りてすぐに、メカニックにがしがし文句を言いまくって、マーシャルに止められていた。ピットに戻ってからも、憤懣やる方ない様子。
今日は、マーシャルとセーフティカーが大活躍した。クリエン・シューマッハ・リウィッチと、コース上にたくさんアブナイ落とし物をしてくれたので、そのたびに、黄色いビブスをつけたマーシャルのおにいちゃん・おじちゃんたちがお掃除に走る。その横をセーフティカーに先導されたF1マシーンが窮屈そうに走っていくのは、なかなかドキドキする光景だ。ちなみにセーフティカーは、バーレーンGPから導入された
 新型セーフティカー
http://fmotor.nifty.com/f106/2006/03/gp_33cb.html
なんだとか。

まずは、フォーメーションラップで、モントーヤがスピン、スタートしようとすると、フロントローのフィジケラが動かず、もう一度フォーメーションラップをやり直すという滅多にないことになり、出だしから躓いた。
案の定、スタートからボロボロ。これは
 ひょっとすると佐藤琢磨は完走さえすれば、棚ぼた入賞もあるかも
の荒れ方だ。残念ながら、そこまで脱落者はなかったけれど、琢磨・井出の二人とも完走はよかったんじゃないの? 最後の方で、直線で「動くシケイン」になっていた琢磨に審議ってなってたけど、どう裁定されるんだろうなあ。
それにしても琢磨、この車だとそこそこ「速い」のはなぜ?「やわらかF1」健闘してますな。

スタートで、ポールポジションのバトンは、なんとかアロンソを押さえ、よし、このまま行けるか、と思ったら、クルサードとトゥルーリが接触、マッサ、ロズベルグも車を壊して、セーフティカー導入。この展開だと、バトンはアロンソにやられる。なんせホンダ、再スタート時の立ち上がりが遅すぎるのだ。
結局、セーフティカーは4回も導入され、そのたびに順位を落とすのが、せっかく久々にポールポジションを取ったホンダのバトン。アロンソにやられ、ライコネンにやられ、最後は五位の位置につけたところ、フィニッシュライン直前でエンジンから火を噴き、10m手前でストップ。これは、
 エンジンブローで五位入賞するよりも、ペナルティなしでエンジン交換するためのホンダの作戦
みたいだ。もし、このままフィニッシュラインを越え、五位入賞を果たしたとしても、燃えたエンジンは交換しなくてはならない。その場合は、ペナルティとして十位降格でスターティンググリッドに着くことになる。そんなことになるくらいなら、一度、入賞を捨てても、次のレースで、大手を振って新しいエンジンを積んだ方が賢い、とホンダ陣営は考えたみたいだ。残念ながら、このあたりの無線のやりとりは放映されなかったので、真相は不明だが。
危なかったのは、バトンの後ろにいたフィジケラで、エンジンブローの油煙は被るは、ダダ漏れになってるエンジンオイルは踏みまくるは、よく無事に完走できたと思う。第一戦で
 バックミラーが見えない
という、もうF1とは思えない状況で走ってた佐藤琢磨並に危険だったけど。

CSで見ていたが、関西地方は雷雨。表彰の途中で完全に受信できなくなり、ありゃりゃ〜。もっとも、今日は時差の関係で、地上波も同時中継だったのね。CSはいつものように現地は今宮・川井コンビ、スタジオはF1オタクの小倉、実況は渡邊アナという淡々とした流れ。たまに入る無線のやりとりを川井ちゃんが適当に訳す。

それにしても、例年大荒れのオーストラリアGP。今年はいつもより開催時期が遅くなって、南半球は冬に向かうシーズン。タイヤが暖まらない上に、テストもそんなにできなかったってのが、波乱に拍車をかけた模様だ。
ルノーは完成度が段違い、てか他のチームは手がつけられない状態。で、来シーズンは、アロンソ移籍なんだって?

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