NHK、朝のニュースで2004年に開発された「Share(仮称)」(シャレ)を「新手のソフトShare(シェア)」と紹介、新たな情報漏洩を狙う?
NHKの朝4〜7時台のニュースを出稿する記者は
最低Googleで「Share(仮称)」を検索する
という小学生でも出来ることをしないで、
ニュース報道の原稿
にするのか。いや〜、ネットリテラシの水準低すぎですね。それと、このニュース出稿を許したデスクなりCPは誰? ま〜、デスクやCPはおじさん、おばさんで、ネットリテラシはひょっとすると今時の小学生以下だからな。チェックなんか、できるはずもないか。
それで、2004年にできたソフトが「新手」っていうのは
NHKの時間感覚では「正解」
なのか? 朝から、各方面で突っ込みまくられてますぜ。
今朝から2ちゃんねるで
NHKの大爆笑ニュース
として、かなり盛り上がっている元ニュースはこちら。動画もあるから、しっかり
Share(シェア)
と読んでるのを確認できるし、下のニュース引用をみるとそのように仮名を振ってある。
Shareの著作権侵害急増個人情報の流出が相次いでいる「Winny」に代わり、「Share」(シェア)という新手のソフトを使って、インターネット上で著作権法に違反して映画を公開するケースが急増していることが著作権団体の調査でわかりました。
日本国際映画著作権協会の調査によりますと、昨年度1年間で著作権法に違反してインターネット上で公開されていた映画は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」や「スター・ウォーズエピソード3」など65の作品に上りました。このうち、Winnyを使って公開されたのは4つにとどまり、「Share」という新手のソフトが9割を超える61の作品で使われていたことがわかりました。Shareは、去年初めから利用者が急速に増えているソフトです。映画などのファイルを細かく分割して、多数のコンピューターに分けて保存し、提供するため、最初に誰が違法な公開をしたのか突き止めにくいという特徴があります。日本国際映画著作権協会は、「Shareを使っても著作権の侵害に変わりはなく、映画がほんとうに好きならやめてほしい」と話していて、今後、さらに実態を調べて悪質なケースは刑事告発していくことにしています。
04/11 04:37
で、
「Share(仮称)」(シャレ)
は新手のソフトでも何でもない。
たとえば、毎日新聞2004年6月7日付けの記事より。
ウィニー:“後継”登場 「村長」が開発「シャレ」、深く広く利用者網開発者の逮捕、起訴にまで至ったファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」問題に絡み、インターネット上で既にウィニーの衰退を見越した「次世代交換ソフト」の開発や利用が始まっていることが分かった。警察の摘発などでウィニー利用者は激減が予想されているが、ウィニー利用者によって形成された巨大な“コミュニティー”は依然存在しており、これが次世代ソフトへの移行を促進させそうだ。
ウィニーを巡っては、解説ホームページ(HP)の開設者まで捜索を受けたため、現在、関連HPのほとんどは自主的に閉鎖されている。しかし、ネット掲示板などでは、次世代交換ソフトの利用法や性能の向上を目指す書き込みが熱心に進んでいる。
「Share(仮称)」(呼び名は「シャレ」)という日本製ソフトもその一つ。「村長」と呼ばれる人物が最近、開発した。紹介HPでは以前、「47氏(ウィニー開発者)の去ったウィニーネットワークを引き継ぐべく開発されているようだ」と説明。匿名性が高く、操作はウィニーとほぼ同じとしている。紹介HPなどは現在、情報を公開していないが、ネットではソフトのバージョンアップが繰り返され、動作報告などが相次いでおり、活発に使用されていることがうかがえる。ウィニーでは、洋画に日本語字幕を付ける「字幕職人」と呼ばれる専門的なボランティア▽欲しいファイルの検索などをしてくれるデータベース的なHP▽ダウンロードをしやすくしたり、不要なデータを消すなどの「便利ツール」と呼ばれる小型プログラムなど、利用者を手助けするための強固なシステムやコミュニティーが形成されていた。すべてが無料で利用でき、人気の理由となっていた。
現在は自粛状態だが、これらのシステムやコミュニティーは潜在的には存在しており、ウィニー利用者がごっそりと次世代交換ソフトに乗り換える可能性もある。
ま〜、勉強不足というか、
日本国際映画著作権協会の調査を鵜呑みにしている
というか。アホすぎ。P2Pでファイル交換している連中に言わせると
落ちてる映画ファイル数からして、全然信用できない調査
だそうな。
ちなみに「Share(仮称)」は、エイプリルフールに久々にバージョンアップされた。
で、この報道がばかげているのは
これで「Share(仮称)」を新たにインストールしようと思う素人を増やす
という効果しかない点である。Winny同様、「Share(仮称)」にもウイルス感染の危険はアリアリで
ドクロウイルス
山田オルタナティブ
などが確認されている。「山田オルタナティブ」は
ハードディスクの中身をネットにぶちまけるウイルス
だから、要するに
NHKは「Share(仮称)」使用をネット初心者に煽り、「情報漏洩」を助長
をしてるわけ。で、ゴールデンウィークあたりに
こんどは「Share(仮称)」でも情報漏洩
とか、ニュースにしたいのか? それって
マッチポンプ
って言うんだぜ、NHK報道局。
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コメント
「新手」の件は間違いでが、
シェアかシャレかは、
公式でも決まってないはずですが。
投稿: rai | 2006-04-27 16:28