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2006-04-17

NHKスポーツ担当のCP、カラ出張で懲戒免職 (その5) 広報がウソの上塗り「外部取材が発覚のきっかけ」と訂正

Nhkt1

不祥事が発覚したら、事実を確認して謝罪し、適切に処置する。というのが当たり前。
一番みっともないのは
 不祥事の最初のお詫びに不備があって、更に重ねてお詫びをしなくちゃ行けなくなった状態
だ。それを
 日本を代表するNHKの広報
がやっちゃうんだから、NHKに対する不信は増大こそすれ、信頼が回復することはないだろう。アホやな〜、広報。

カラ出張がばれてスポーツ報道センターの大下CPが懲戒免職になった件で、NHKは当初
 内部調査によって発覚
と発表していた。ところが実は
 外部の取材が発覚のきっかけ
だったのだ。今日、広報が認めた。かっこわるいの〜。
NHKニュースより。


NHK カラ出張で発表を訂正
 NHKの元チーフプロデューサーがいわゆるカラ出張を繰り返し1700万円余りを不正に受け取っていた問題で、NHKは当初、不正の発覚は内部調査がきっかけだと発表していましたが、この内部調査は外部からの情報をもとにしたものだったと17日発表内容を訂正しました。
 この問題は、スポーツ報道センターのチーフ・プロデューサーだった大下哲史元職員(43)が、スポーツ報道センターや札幌放送局に勤務していた平成13年1月から今月までの5年余りにわたって、架空の出張手続きを242件繰り返し、出張旅費などあわせて1760万円余りを不正に受け取っていたとして、今月11日、懲戒免職処分になったものです。この問題で、NHKは不正が発覚したきっかけは、今月5日からの内部調査でカラ出張の請求伝票が見つかったことだと発表していましたが、その後の調査で、この伝票が見つかったのは今月7日だったことがわかりました。これより前の今月5日、NHKの職員が外部のスポーツ関係者から元職員に不正の疑いがあるという話を聞いていたことから、調査を始めるきっかけは、この外部からの情報だったと、17日発表内容を訂正しました。これについてNHKは、「外部からの情報があったことを隠す意図はなく、発表の一部を訂正しおわびします」としています。

04/17 18:08


あらま〜。

で、NHKから正式に出た訂正文。


(報道資料)
平成18年4月17日
NHK広報局
NHK職員によるカラ出張問題の経緯の一部訂正について

 標記のカラ出張問題に関する経緯の発表・ご説明の中で、不正を見つけるに至った経緯に関して一部誤りがあったことが判明したため訂正させていただきます。
 これまで、不正発覚の発端は、大下元チーフ・プロデューサー(CP)が4月5日に申請した日帰り出張の請求を上司がチェックしたことだったと発表・ご説明していましたが、調査のきっかけとなったのは、4月5日にNHK職員が外部のスポーツ関係者に面談した際に聞いた話でした。誤った発表・ご説明をしてしまった事情を以下に記します。

 4月5日にスポーツ報道センターの担当部長が外部のスポーツ関係者と面談した際に「大下元CPが札幌局時代にカラ出張していたのではないか。週刊誌2誌から取材を受けた」という話を聞かされました。この話は当日の夕方にスポーツ報道センター長に伝えられ、センター長は「にわかに信じ難い話だが、職員が名指しされているので気になる」として、調査を行うよう指示しました。
 その後、7日に4月5日付けの「東京—大分—福岡—東京」の日帰り出張旅費の請求伝票をチェックした上司の庶務担当CPが不審を抱き、福岡局のディレクターに問い合わせたところ、大下元CPが大分のJリーグ中継現場にいなかったという証言が得られました。この事実を大下元CPに突きつけたところ、初めて具体的にカラ出張の事実を認め、不正解明の発端となりました。

 一連の調査では、事案を発表した11日に至るまで、不正解明の発端となったカラ出張伝票にある日付けが5日であったため、この出張のチェックが開始されたのは5日であると誤認してしまいました。そのため、4月5日付けの出張請求伝票のことをカラ出張発覚の端緒とて発表しました。
 一方、外部のスポーツ関係者の話は調査を始めるきっかけにはなったものの、不正解明の決め手になったのは内部調査の結果であり、これを重視して発表し、スポーツ関係者の話には触れませんでした。なお、この問題に関して週刊誌を含めたマスコミからのNHKに対する取材は、11日の発表直前までありませんでした。

 14日夜になって、改めて調査経緯を確認するため、この伝票をチェックした庶務担当CPに話を聞いたところ、東京分の伝票をチェックするよう上司から指示を受けたのは6日であり、カラ出張と判明したのは翌日の7日であることが分かりました。
 スポーツ報道センター長は、このことを同じ7日に報告を受けていましたが、同センター長は、判明のきっかけとなった出張申請の伝票の日付けが、自分が調査を指示した5日であったため、この伝票を調べたのが5日だと思い込んでしまい、事実を誤認したまま放送総局長や調査チームのメンバーに伝えました。
 11日の発表は、この事実誤認を前提としたため、一部が誤った内容になりました。深くお詫びするとともに、訂正させていただきます。


えらいバタバタした内容ですな、NHK広報局。てか
 ご理解いただく文章
とは到底言い難い。ま〜、4/11の夜の発表自体が極めて倉卒に準備されたモノだったってことはよくわかる。

Fnn2
しかし、ニュース内の
 隠す意図はなく
って、最近、高松塚壁画損傷問題でも文化庁の担当官の口から出た言葉でしたが、こういう言い方が流行ってるんですか?

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