Winnyで、元NHK職員立花孝志氏の内部資料を拡散中 Winnyで考える情報リテラシ
NHK在職中に内部告発をしたことで知られる立花孝志氏が、内部資料を公表。そのファイルが現在Winnyで流されているところ。あ、別に「仁義なきキンタマウイルス」に感染して漏洩、というわけではなく
P2Pでファイル交換
ということ。わたしはマカーでWinnyはやらないけど。
内部告発者「立花孝志」2より。
772 :名無しさんといっしょ :2006/04/17(月) 01:39:33 ID:9WPgglNz
いただきました。取り急ぎ拡散します。敬称略お許しください。立花孝志によるNHK内部資料.zip 316,060 28cf7794545c648592c4c752918aca9e
たぶん、有象無象が
偽装ファイルの再放流
をするだろうから、拾う人はくれぐれもウイルスを拾わないように。NHKではとっくに
Winny禁止令
が出てるだろうと思うが、うっかり偽装ファイルからウイルスを拾っちゃう職員がいないとは限らないだろうな。
しかし、Winnyって内部告発メディアとしても使えるって冗談では言ってたけど、本当になるとは。
そのうち、Winny以外のP2Pでも流されそうな勢いだ。
どっちにせよ、中国や韓国、アメリカやヨーロッパから拾いに来るだろうけど、海外に拾われてマズイ内容が含まれてるのかしら。東アジアはわかんないけど、ヨーロッパやアメリカのスポーツ放映権料絡みのファイルがあると、NHKは困るのかもね。
続き。今回の話は
内部資料を得た第三者がWinnyに放流
ということだ。「中身がNHK関連」かつ「ウイルスは含まれない」というだけの話で、「仁義なきキンタマウイルス」で起きている漏洩ファイルの再放流とWinnyによる拡散という点では変わらない。結局は
一度、外に出たデータは取り返すことができない
という基本的な情報リテラシが確認されるわけで、Winnyだけでなく、様々な形で立花ファイルの再放流は繰り返されるだろう。今後、恐らく、
1. 早期の段階ではホンモノのファイルがあちこちに拡散(たぶん今日の午前中くらい)
2. 愉快犯もしくはファイルを読まれると困る人物が同名のファイルを偽装してネットに流す(漏洩直後から工作は始まっているかも知れない)
となるだろう。偽装ファイルには次のような問題が起こる可能性がある。
3. 偽装ファイルに含まれる可能性があるウイルス(「仁義なきキンタマウイルス」や「山田オルタナティブ」など)に感染して、自分のファイルをネットにぶちまけるユーザが出てくる(好奇心による二次被害)
4. ホンモノの「立花ファイル」にNHKに不利なウソ情報を混ぜて再放流された場合、それをネタに報道するメディアが出てきたり、ネットで「祭り」になる可能性(「立花ファイル」の「怪文書」化。もちろん現段階でもNHKから見れば「怪文書」)
1-4は、国内メディア・ネットに限らない。国内であればNHKはある程度は抑止力がある(広報による「立花ファイル」の否定など)が、海外ではそうはいかないだろう。広報は
現在出回っている「立花ファイル」は、NHKとは無関係の根も葉もないガセ
と言い張るくらいしか手はなさそうだが、問題はNHKの思惑を遙かに超えて、ファイルが拡散するだろうということだ。
今後、「立花ファイル」がネット上でどのような変貌を遂げるのかは誰にも分からない。基本的には
ウイルス付きの偽造ファイル入り怪文書に改変されて、永遠にネット上に流出する
のではないかと思われる。
今回は、ネットの情報拡散実験以外では、流出時期がはっきりしている珍しい例なので、
情報拡散の指標
に「立花ファイル」が使われるようになるかも知れない。
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