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2006-05-29

元ちとせ「ハナダイロ」(初回生産限定盤)

元ちとせの声の魅力は「巫女声」にあった、と思う。「あった」と書くのは、今はそのアウラが失われているからだ。もっと言えば、今の元ちとせの声からは「霊気」が消えている。母となった元ちとせは、世俗の生活のなかで神と交通できる声を失ったのではないか。
ハナダイロ

出産のためのブランクからか、元ちとせの発声法が変わったように聞こえる。おそらくは、出産と育児の中で、
 以前のように声を出す生活
を失ったのではないかと感じている。特に喉から腹にかけての筋力が弱っているのではないかと。

元ちとせの長年の鍛錬による声のすばらしさを知るには、
Mc2
彼女の島唄のCD「故郷・美ら・思い」を聞くのが手っ取り早い。この声と、出産後の彼女の声の違いは、加齢という条件を差し引いても、まだ大きいように思う。全身が楽器だった元ちとせは、今はいない。

「巫女声」を失った元ちとせはどこへ行くのか?

わたしの感じでは、発声に使う筋力があちこち衰え、バランスが崩れているのを技術でカバーしようとしてるように聞こえるのだが、わたしの耳が悪いのか? 以前と同じ発声に戻すには、筋肉を鍛え直すしかないのだが。

神からの賜り物を随分あっさりと投げ捨ててしまったものだ。

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