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2006-06-07

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その31) 和田義彦氏を「芸術選奨」に強く推したのは、欠席して、委任状を提出した瀧悌三氏

web版には載ってないのだが、6/6付け朝日新聞朝刊の文化欄に、はっきりと
 和田義彦氏を「芸術選奨」に推したのは瀧悌三氏
と書かれている。その部分だけ抜粋。


文化「賞」選ぶ難しさ 投書で発覚/知名度低く 対応遅れ
(山盛英司・西田健作)
(略)
 5日、選考審査員7人のうち4人が欠席した。1月の審査会で和田氏を推した美術評論家の瀧悌三氏までが欠席。これまで和田氏を弁護していたが、委任状には「和田君のオリジナリティーの考えは矛盾」し「通らない」と、授賞撤回の考えを示した。
(以下略)

ま〜、
 日本一の無責任男
ですな、瀧悌三氏は。今後も
 美術評論の重鎮
としてやっていくつもりでしょうかね。

で、和田義彦氏が「芸術選奨」候補に浮上するには、瀧悌三氏の推薦だけでは無理なので、
 国画会の大物とかそれ以外の「業界」の口利き
が功を奏したと考えられる。

例によって掲示板の書き込みだから、真偽は不明だが、こんな穿った見方もある。【盗作】和田義彦 その二【倒錯】スレッドより。


684 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/05(月) 16:51:58
芸術選奨に押したのは島○章三あたりだろうな。
瀧悌○あたりと事前に・・・

708 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/05(月) 20:33:34
763 :名無しさん@6周年:2006/06/05(月) 15:13:43 ID:5bHVpwd20
出席者
酒井忠康  選考委員長
美術評論家、世田谷美術館館長、美術館連絡協議会理事長、前神奈川県立近代美術館長
草薙奈津子
 美術評論家 平塚市美術館館長 元山種 美術館学芸課長 
建畠哲
 建畠 哲 美術評論家 詩人 多摩美術大学教授 国立国際美術館館長

欠席者
鈴木博之
 東京大学大学院工学系研究科教授 専門分野は建築史
瀧梯三
 美術評論家
福田繁雄  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E7%B9%81%E9%9B%84
 グラフィックデザイナー 東京芸術大学助教授 1997年紫綬褒章受章 東京国立近代美術館運営委員 日本グラフィックデザイナー協会会長 東京芸術大学美術館評議委員
吉田喜重 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%96%9C%E9%87%8D
 映画監督 2003年フランス政府より芸術文芸勲章オフィシエ賞

803 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 13:17:53
まとめと疑問?

芸術選奨の選考委員全員に大いなる責任があるとして、
とくに問題は瀧梯三 (美術評論家、元新聞記者 )という選考委員のようです。
こいつがY倉という美術評論家で元新聞記者とツルんで和田を推した、がここまでのまとめです。

わたしは門外漢なのだがY倉とは?そして彼らがいた出身新聞社名は?だれか教えれ。

806 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 13:35:43
Y倉は多摩美の教授。○悌三は日経じゃなかったろうか。
審査員は今をときめく評論家ばかりだね。○術の窓あたりにたくさん論説があるんじゃないかな。
会派内部裏では、島○章三が押しているだろう。会の大ボスだしね。

816 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 14:11:01
Y倉って米倉の事か?元朝日

817 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 14:38:01
806 トンクス。暇なのでいま調べてみた。間違ってたら逝ってくれ。
瀧梯三(美術評論家)、米倉守(多摩美教授)、島田章三(国画会)
和田を強く推した3人のようだ。

選考委員の瀧梯三は日経新聞出身の評論家。

米倉守(多摩美教授、美術ジャーナリズム論)は
1938年三重県出身 朝日新聞の美術担当記者を経て美術評論家、
多摩美術大学教授そして松本市美術館館長。

国画会の島田章三氏(1933年神奈川県出身。東京芸大卒)は
芸術院会員、文化功労者ですね。いかにもってのが笑えるねw.

どいつもこいつも権力欲と名誉欲の塊みたいで胸が悪くなりそうだ。


裏にある構造としては
 1. 今回の芸術選奨洋画部門は「国画会」の年、「国画会」の重鎮がしかるべき人物を部内で推薦、会として更に推薦
 2. 日本現代絵画評論の重鎮で、芸術選奨選考審査員の瀧悌三氏が、国画会などの意を受けて、強く推す
3. 他の審査員で、「生きる日本近現代美術史」瀧悌三氏の意見を覆すだけの人物がおらず、「芸術選奨」授賞決定
てな流れですかね。で、罪深い話をするならば
 盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その20) 国画会は知っていた 2002年の東郷青児賞受賞時からすでに噂に
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/06/202002_7c68.html
で取り上げたように、
 アルベルト・スーギ氏の作品「交差点のバー」を「模写」した和田義彦氏の「想」により2002年東郷青児賞を受賞
したワケだが、この受賞がきっかけとなって、「芸術選奨」授賞理由となった
 昨年の和田義彦氏の回顧展が企画
されたのである。要するに
 スーギ氏の作品を「模写」して、東郷青児賞受賞→スーギ氏の作品の「模写」を大量に含む「回顧展」を三公立美術館で開催→「回顧展」が評価されて「芸術選奨」受賞
という流れなのだ。ま、今回「芸術選奨」取り消しになったのだが、もし、このまま和田義彦氏の盗作が見逃されていたら
 次は「文化功労者」→「文化勲章」受賞
ということになりかねなかったのだ。「芸術選奨」は賞金は30万円だが、年金のつく「文化功労者」への足がかりとして知られている。文化功労者への年金は
 文化功労者年金法施行令
http://www.houko.com/00/02/S26/147.HTM
によると、現在
 年額350万円
である。文化功労者に選ばれると、次は文化勲章が待っている。
で、
 他人の作品を盗作し続けて、文化勲章を受ける
という事態だけは、今回未然に避けることが出来た。

和田義彦氏の「盗作」事件は
 日本の文化「栄誉・金儲け」システムがいかに腐っていて、実力ではなく、「会派の根回し」で受賞者が決められ、かつ、「文化勲章」までの階段が作られているか
というのを、芸術業界に疎い素人にも、分かる形で示してくれた。いや〜、その意味では
 和田氏は優れた「反面教師」
である。もし、和田氏がこれだけあからさまな「盗作」ではなく、
 注意深く見なければわからない「剽窃」
で、画業を続けていたならば、本当に文化勲章を貰うまでに上り詰めていたかも知れないのだ。その点については、和田氏に感謝しなくちゃね。

しかし、
 盗作画家を芸術選奨に推薦しちゃった「国画会」
はどうなるんだろう。
 芸術選奨の「一回飛ばし」
くらいで、文科省は許してくれるんだろうか?
なおかつ
 国画会会員で、文化勲章をねらえる位置にいたエライ画家達
は頭を抱えていることだろうな。

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