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2006-07-13

大庭脩先生旧蔵書のお世話になる

古代の船に関する論文を準備しているのだが、なかなか文献が揃わない。
さてさて、と思って、図書館の文献を検索したら、大庭脩先生の旧蔵書が閉架にたくさんはいっていることに気がついた。ところが、
 閉架図書の借り出しは16:30まで
と書いてある。むむ、気がついたのは五時だ。
『歴史評論』2005年12月号が製本されてたので、コピーし終わってから、おそるおそる係の人達に聞いてみた。
 大庭先生の閉架にはいってる書物を拝見したいんですけど、四時半まででしたよね
 まだ、大丈夫ですよ!
おお、これぞ天祐。いそいそと借覧図書を書き出して、お願いした。
やった〜! 大庭先生、ありがとうございます。借りだしたのは、中国書がほとんど。
この手の科学技術関係の書籍は、発行部数が少ないので、二度と手に入らないことがあるのだ。さすがに、日中文化交流史をご専門の一つにされていた大庭先生の旧蔵書だけあって、欲しい本が揃っている。
図書の人達も
 借りてくださる人がいると、こちらも整理のしがいがあります
と言ってくれた。

なぜか、わたしの借り出す本は、そこの図書館では、借り手がわたし以外いなかったりすることが多い。奈文研平城宮発掘調査部の中庭書庫にある宗教関係書籍とか、中国各省別歴史論文集とか。日文研ではたくさん本を買って貰ったけど、敦煌関係書籍など、わたしがいなくなってからはあまり利用されてないものがあるだろうなあ。ああ、たまには本の顔を見に行かなくては。

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