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2006-07-05

W杯 ブラジル対日本 4-1 (その2) ブラジル戦翌朝の「三角ベース」 「日本代表」一部のメンタリティを疑う

2ちゃんねるの「日本代表蹴球」板に
 【世界が失笑】日本敗戦後、三角ベースをやって遊ぶ
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1151572412/
というスレッドが立ったのは、6月29日のことだった。
ソースは、向井亜紀の
 向井亜紀ブログ
の6月28日付の記事だった。


「お揃いさん、どうぞよろしく!」 2006年6月28日
(略)

実は。
ドイツから帰ってきた記者から聞いたところ、日本代表選手数人は、ブラジル戦の翌日、ホテルの中庭で三角ベースをやって、ワイワイ笑って遊んでいたらしく、
「やっぱり、日本は、野球の国なんだね。サッカーはあまりポピュラーじゃないんでしょ?」
と、他の選手団から失笑を買ってしまっていたとのこと

「負けたら、どんな顔をして国へ帰ればいいんだ・・・」
と、ご飯ものどを通らなくなる選手たちから見れば、その日本選手たちは不思議な存在だったようで、・・・すべてを出し切って戦ったからこそ、笑って余暇を楽しんでいるのだろうと思いたいですよぉん(ドキドキ)。

(以下略)


最近まで、他に同様の情報がなく
 これは本当の話か? 信じられるのか?
と思っていた、というか「ネタだろう」くらいに考えていたのだが、現地で、この様子を目撃した人は他にもいたことが、上記スレッド内で判明した。

写真まで載っているblogは
 逃亡日記 6月23日の記事
だ。ブラジルに惨敗した翌日の記事である。


June 23, 2006
一夜明け・・・
【逃亡146日目、ボン】
ドルトムントを4時に出発しフランクフルト7時着。
まだ眠いし、外は寒いし、宿のチェックインには早過ぎるということでボンへ。
移動中はもちろん爆睡ですよ!
(略)

http://image.blog.livedoor.jp/chida1979/imgs/9/1/919a2f4d-s.JPG(「野球」で遊ぶ日本代表有志の写真)

一方ホテルの中庭では"中澤、玉田、福西"vs"宮本、楢崎、土肥"で野球してたよ。
福西のHRなどで中澤組が快勝!
負け組はケツバットされてた(笑)

(以下略)


げ〜、ネタじゃなかったのかよ。
この事実を知って、さっきからかなり落胆している。

宮本は、キャプテンだったが、累積イエローでブラジル戦には出場停止。
その人間が、
 惨敗後の息抜きに三角ベースだか野球だかを、マスコミやサポーターに見える場所で楽しそうにやってる
って、もの凄い違和感がある。わたしの考えが古すぎるのか?
てか、宮本にとっての
 日本代表キャプテン
って、その程度のモノだったんだね〜。

楢崎と土肥は、出場機会がなかった。
玉田は1ゴールを決めたからいいようなものの、結局日本はその一点を守れるどころか、前半終了直前に追いつかれて、ブラジルを勢いづかせた。
中澤は、その前半終了直前に一点を入れられた元凶で、マークすべきロナウドを「見てるだけ」で詰めもしなかった。
福西については、あまり記憶に残ってない。

少なくとも、中澤と宮本の二人については、三角ベースだか野球だか知らないけど、自分たちが惨敗の原因となっているというのに、翌朝けろっとして、そんなことをやって平気だというメンタリティが理解できない。「帰国前の息抜き」か? 十分な働きもしなかったのにな。
「90分間、前を向いて走り続ける」というサッカーの基礎すらまともにできなかったのに、あの惨敗の翌朝、他の球技で息抜きとは恐れ入るな。そりゃ、向井亜紀ブログにあるように
 他国の選手団に失笑
されるのは、当然だ。

息抜きをするな、とは言わないが、熱心に応援していたサポーターには、この行動を許す人もいれば、失望する人もいるだろう。少なくとも、写真を撮られるようじゃ、脇が甘すぎる。
「家に帰るまでが遠足ですよ〜」てのは小学校で指導するんだけど、「日本に帰り着くまでは、日本代表」だろう。不注意な行動で
 日本ってやっぱりサッカーはダメだね
と思われるんだからな。ま、これで、
 自分たちの世界市場での価値を下げた
ってことに気がつかないのであれば、「三角ベース」参加者に幸あれ、だ。

W杯日本代表って、「仲良しクラブ」じゃないだろう。
てか、こういう意識の連中と、中田英寿・川口能活じゃ、温度差がありすぎて、そもそもチームとして成立していたかどうかすら、危うい。
W杯ドイツ大会が終わったら、引退することを、かねてから中田英寿は決めていたそうだが、こんな
 責任感も緊張感もない、「豪華国際遠征試合」旅行ご一行様
と一緒にプレイしていたことを、惨敗の翌朝に再確認させられたのだから、代表から引くだけでなく、サッカーをやめたくなる気持が、さらに強まったことは確かだろう。

次期日本代表監督のオシムには、是非、代表メンバーを総入れ替えするくらいの布陣を敷いて、チームのタガを締め直すところから始めて貰いたい。

おまけ。
中田引退についての宮本のコメント。毎日より。


中田英引退:主将の宮本「戦う姿、選手の心に残る」

 W杯ドイツ大会で日本代表主将を務めたDF宮本恒靖(ガ大阪)は4日、中田英の引退表明について「もっとやってほしいが、本人の判断を尊重したい。彼の戦う姿は、一緒にプレーした選手の心に残っていくだろう。走り続けた人だから、ゆっくりしてもらいたい」と語った。
 W杯では、主将として引いて守ることを主張する宮本と、攻め上がろうとする中田英がピッチ上で対立する姿も見られた。宮本は「それもなくなるかと思うと、少しさみしい。(累積警告でブラジル戦を欠場し)最後の試合を一緒にできなかったのが心残りだ」と後悔を口にした。
 半年前から引退を決めていたことについては知らなかったとしながらも「ドイツに入る前から、この大会に対する意気込みを感じていた。今思えば、ということはある。引退は、意外に思う気持ちと、やっぱりという思いがある」と話した。
 宮本と中田英は77年生まれの同い年。ユース時代から日本代表でともに長く過ごしてきた。14歳の時に、93年日本開催のU17(17歳以下)世界選手権に向けたU15代表候補合宿で中田英と初めて出会った時のことなどを挙げ「当時から、どんなシュートも逆サイドのゴールネットを狙っていたのが印象に残っている。高校3年生くらいになって、今のように他人にも自分にも厳しい選手になった」と振り返った。
(以下略)
【平本泰章】
毎日新聞 2006年7月4日 19時32分 (最終更新時間 7月4日 20時46分)


さらにおまけ。
日本人審判からみた「日本代表のぬるさ」。読売より。

「日本は一番戦っていなかった」上川主審らが辛口評価

 2試合で笛を吹いた上川徹主審(43)と広嶋禎数副審(44)。世界レベルの戦いを直接目にする2人は、日本代表について「(出場チームで)一番、戦っていなかった」と辛口に評価した。


 上川主審は「強いチームは汗をかいている」ときっぱり。日本は、地道にボールを追い掛ける泥臭い部分が欠けていると、映った。広嶋副審は「相手ボールにプレスをかけることをさぼったら、幾ら技術のある選手がいても勝てない」と指摘した。
(以下略)
(2006年7月4日18時8分 読売新聞)


オシムの中田評。毎日より。

サッカー:中田英引退 全力で駆け抜け、決断 達成感強く−−代表の中心で10年
(略)
 味方も追いつけないようなDF裏への鋭いスルーパスなど鮮やかなプレーが注目されてきたが、実際は、判断の速さ、体の大きな欧米人にも当たり負けしないボディーバランス、そして豊富な運動量が中田英の最も優れた部分だ。日本代表監督に内定しているオシム監督(千葉)も「国外で最も有名な日本人選手だが、華やかなプレーよりも、『汗かき役』として貢献しているからだ」と話したことがある。
(以下略)

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