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2006-08-19

広東省の公安、ホテル宿泊客の情報通知義務づけ (その2) 規制強化の目的は「新型インフルエンザ」対策?

さて、広東省のなんとも不可思議な
 ホテルの宿泊者の情報を、チェックイン3時間以内に公安に提出することを義務づけた
という話なのだが、
 買春などのこれまでもあった取り締まりを強化するのではなく、もっと「別の脅威」があるのでは?
と、友人から指摘された。それは
 新型インフルエンザが近く中国国内で蔓延するかもしれないのに備えた
というのである。友人が広東省の件をドイツ人にしたら
 3時間以内に通報なんて、尋常じゃない。東莞の一部の養鶏場が閉鎖になったこともあるし。
という話になったという。
広東省当局がなにも言わないので、あくまでも憶測の域を出ないけれども、ありそうな話ではある。

8月16日には、広東省のお隣の湖南省で、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されている。
日経より。


中国湖南省で鳥インフルエンザ・家禽21万7000羽を一斉処分

 【北京16日共同】中国農業省は16日、湖南省長沙市内の農場で家禽への高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認されたと発表した。同省ではこれまでに、鳥インフルエンザ感染による住民の死亡例も確認されている。

 同省によると、この農場では今月上旬、家禽約1800羽が相次いで死んだ。地元畜産当局が検査したところ、H5N1型ウイルスを検出した。

 湖南省当局は感染拡大防止のため、この農場の家禽約21万7000羽を一斉に処分したという。 (17:56)

で、これより1ヶ月前に  外部との接触がなかったはずの新疆ウイグル自治区の男性が、H5N1型の鳥インフルエンザに感染して死亡 したのが、8月14日に発表されたところだった。 毎日より。
鳥インフルエンザ:農業男性が感染死 死者14人に 中国

 【上海・大谷麻由美】中国衛生省は14日、新疆ウイグル自治区の農業の男性(62)が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し、7月12日に死亡したと発表した。
 男性は6月19日に発病したが、その1カ月前から外出しておらず、身近な人の中にも感染した鳥との接触はなかった。中国でH5N1型の感染による死者は14人となった。
毎日新聞 2006年8月15日 17時52分 (最終更新時間 8月15日 23時02分)

この感染例は非常に不気味だ。しかも
 死亡してから発表まで一ヶ月以上かかっている
のだ。つまり
 中国で、もし「新型インフルエンザ」が蔓延して人が死に始めても、すぐには発表されない
のだ。
 北京五輪と上海万博開催
を国是としている現在の中国は
 2008年の北京五輪直前に、「新型インフルエンザ」の大流行を引き起こした国
となるのは何としても避けなければならないのだが、状況は簡単ではない。もし、今年の後半に
 中国発の新型インフルエンザ発生、世界中で大流行
などという事態に陥ったら
 2008年の北京五輪は中止になる公算が高い
のだ。

で、友人は
 広東省が一番、新型インフルエンザを持ち込まれやすいと見ているのではないか
と推測している。
さて、果たして
 これまで黙認されていた買春などの不法行為の取り締まり強化
のためなのか、それとも
 外部から「新型インフルエンザ」を持ち込まれるのを阻止
するためなのか。

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