暑気払い サマーシチュー
火の前にあまり立たずに済み、食欲がなくても栄養が取れるものといったら
スープ類
にしくものはない。
シャトルシェフがあるので、煮込み料理は楽ちんだ。
サマーシチューを作ることにした。要は
ラタトゥイユをスープストックで延ばして、肉を投入したもの
だ。
肉は、たまたま神戸牛のカレー・シチュー用700円/100gを買ってあった。(送料が1000円ほどかかる)
スープは、ブイヨンキューブもあるけれど、以前、名古屋コーチンのf1の丸鶏で取ったスープストックが冷凍してある。
肉も丸鶏も楽天経由で仕入れた。
野菜はトマト・茄子・万願寺唐辛子・玉葱・セロリなど。トマトとセロリと玉葱は必ず入れる。いずれもざく切りでいい。
香味野菜は大蒜を一かけ、薄切りに。
牛肉は、大きめに切って、塩胡椒しておく。今回は少し紹興酒を振りかけておいた。紹興酒は肉の賦香剤として優秀だ。
オリーブオイルを鍋に入れて熱し、大蒜を投入、香りが出るまで炒める。
肉を入れ、キツネ色になるまで炒める。これで肉の外側に「壁」ができ、煮込んでいても、肉汁が出きってしまうことがない。
肉がキツネ色になったら、玉葱を投入。
玉葱に軽く火が通ったら、トマト以外の野菜を投入する。
油が回ったところで、スープストックと水を入れる。野菜と肉からいい味が出るので、スープストックがなければ、おまじない代わりに、ブイヨンのキューブを一個放り込んでおく。野菜から大量に水が出るので、水は少ない方がいい。
更に白ワインor日本酒(いい白ワインがなければ、まあまあな日本酒の方がマシ)をたっぷり注ぐ。
適当なところでトマト投入。
煮立ってきたら、こまめにあくを掬い、味を見る。甘味の補いに今日は
長期熟成本味醂 美琳酒
を入れてみた。
10-15分煮たところで、保温する。1時間程度で大丈夫。
夏のシャトルシェフ料理は
保温しすぎると、中のものをダメにする
のが欠点。1時間ほどしたら、もう一度鍋を火に掛け、塩気が足りなければ補ってできあがり。
固形物がだめなら、スープだけでもよし、少し食欲があるなら、パスタなどを足せば、立派な食事になる。今日は、稲庭饂飩の折れたのを茹でて添えた。5分で茹で上がるし、ショートパスタみたいで、スープとはなじみが良かった。
100g700円の神戸牛カレー・シチュー用は、値段の割に柔らかくていい肉だ。すね肉が出ることもあって、値段は同じくらい。すね肉も、これがすね肉か、と思うくらい柔らかくおいしい。手早くカレーやシチューを作りたいときに重宝している。容易に噛み切れ、肉の味わいが拡がる。クール便で来るので、送料が若干高めだが、質は一定している。料理に時間が取れるときは、「見かけたら買う」ようにしている。
残ったシチューは、肉を引き上げて、冷蔵保存と冷凍保存に分ける予定。
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コメント
夏ばてはいかがでしょうか。だいぶ解消されているといいのですが・・・。
夏バテによる食欲不振や体力低下には足三里(あしさんり)というツボが効きます。
あとは、梅がゆもよろしいようです。
どうしてもへろへろで何も食べられないときにはスポーツ飲料で応急処置をして、すぐさま病院へ行き点滴をすることをお薦めします。
くれぐれも無理をしないでくださいね。
投稿: おせっかい | 2006-08-10 10:45