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2006-08-27

助産師の過誤の責任は産科医の責任? 対立する産科医と助産師の場合

エコブームとか、自然食ブームとか、アロマブームとか、そうしたものが渾然となって
 伝統医学への一部回帰
が見られるのが
 自宅や助産院での出産
ではないか、と思っている。もっとも、都市部で病院分娩が中心となってから50年近く経っているわけで、四半世紀前まではいた
 経験豊かな、自宅出産を多数取り上げた助産師さん
というのは、絶滅しているだろう。わたしの知っている助産師さん(もう亡くなられたと思う)は、
 京大の助産婦学校を出た(現在の京都大学医学部保健学科の前身の一つ)
という方だったが、
 会陰裂傷さすなんて、産婆の恥
と、自宅出産が中心だった頃の熟達したさまざまな手技をお持ちだった。
 さっき、屋根屋さんに挨拶されたけど、あの屋根屋さんも一緒に手伝ってる坊(ぼん)も、よう考えたら、わたしが取り上げた
というベテランだった。戦後のベビーブームを地方で支えた、こうした助産師さんはもうとっくに引退している。

最近の助産院はそんなことはないだろうが、従姉が助産院で産褥熱になって死にかけたことがあるので、
 なんでもかんでも助産師さんが素晴らしい
とは思わない。まあ、その時だって
 なんだって、この20世紀に産褥熱
とあきれ果てたのではあるが。
助産師さんに対する、一部にある変な信頼は、たぶん
 自分の親も病院出産で、自宅出産の経験者が周りに少ないヒト
に強いかも。というか、北海道にいたもので、
 助産師さんの当たり外れ
の話は山ほどお年寄りから聞かされていたからだ。
 あの時、急に産気づいて、いつもだったら〜さんに頼むのだけど、他のお産に行っていて、別な産婆さんを呼んだら、下手くそで赤ちゃんが助からなかった
とか、
 普通だったらあぶないお産だったけど、上手な産婆さんで助かった
とか。現在80歳を超えたおばあちゃんなら、この手の話はたくさん知っているだろう。
 流行ってるからと言って、腕のいい助産師さんとは限らない
のは、今も昔も変わらない。

自宅出産したり、助産院で出産しても問題ないのは
 正常分娩
だけだ。何らかの異常があれば、病院に搬送される。異常分娩では、助産師の判断が遅くなればなるほど、母子ともに危険であり、最悪の場合は母子死亡すらありうる。最近は妊婦の年齢が上がってるから、
 お産は病気ではない
とはいえ、
 高リスクな出産が増えている
のは間違いない。ところが、おばあちゃんに当たる妊婦の母親も病院出産で子どもの数が二人くらいなら、娘のお産が大丈夫かどうかなんて、判断は出来ない。
 ママ、わたし、自力で自宅で産んでみる
などという娘に、説得力を持たない。母親やおばあちゃんは20代で産んでるのに、娘は30代初産。リスクが違うのだけど、親も判断が鈍ってるから、いざとなるとえらいことになる。腕のいい助産師さんだと
 あ、これは自宅出産無理、病院行って
と断るのだけれども、その辺りは
 運としかいいようのない
部分がある。昔なら
 死産でもあきらめてくれた
のだが、今はそうはいかない。
 緊急を要するお産を助産院で扱って救急搬送
というのも辛いが、それ以前の
 腕の悪い助産師さんの「考えられないミス」を医師が尻ぬぐい
させられている例がある。

こちらは、搬送を断った例。産科医絶滅史15巻〜骨太の方針 産科弾圧〜スレッドより。


804 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 18:26:19 ID:LhEEFYfu0
漏れのところは助産院からの搬送を受け入れなくなって
かなり平和になりました。
いつものつっけんどんな よろしく 電話に医長が出て、しかも破水後3日で
生まれません
と。
 いいかげんにしろっ って切れて以来搬送はお断り。

自然に というのは、 何もしない ということ。
解ってて何もしないのならいいけど、
あそこの助産院は 何もできない から 何もしない でした。 
でも助産院マンセーなんだよねえ。なんだ?この国は。北朝鮮と変わらない。


破水三日で生まれないって、よくて仮死。搬送先の医師が責任を負うのでしょうね。

病院にいる助産師さんでも、危険な状態の新生児をさらに危険にさらすことがある。


776 :アホ助産師どもは去ね :2006/08/26(土) 15:28:05 ID:6YbDhnC10
>>770
前に務めてた周産期母子センターでさえ、バカ助産師どもが「カンガルーケア」なるものに
熱をあげていた。
心音低下で産まれて黒くて呻吟さえみられるのに、
「ほら、生まれてすぐおかあさんのおっぱいを探すんですよ〜」と母体の腹の上へ。
お前らアホか! 酸素だよ酸素。 まず換気しろ換気!!!
「ちょっとしんどそうなので、先に処置しますね〜」 とやんわり離そうとしても
「産まれてすぐ母親の体温に触れさせるのが、絆づくりの一歩なんです!!」
だと。

絆なんてのは24時間テレビだけにしてくれや。
児の状態が悪なって責任とるんは産科医なんじゃ!!!

NICUのドクターもこの「カンガルーまずありき」には閉口していた。

777 :助産師は新興宗教か :2006/08/26(土) 15:32:30 ID:2Y2eE6uM0
>>776
そういう事実は、マスゴミうけしませんので、無視されます。
美談とミスのみ受け付けるのがマスゴミ

778 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 15:33:28 ID:OooN24k30
>>776
公務員系の問題と、一般の助産師を一緒にしては可哀想では?
民間でも、助産師は越権行為するの?

780 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 15:54:08 ID:6YbDhnC10
>>778
おまい部外者だな。民間の助産師のほうがこういうカルト的要素は強いんだよ。

あと、越権行為ってなんや? こういうのを越権行為とは言わん。
そんな立派な名前付ける価値もない。ただのアホ助産師のお儀式だ。

まあいくらほざこうと、医師の指示のほうが上になるがな。

781 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 16:02:22 ID:OooN24k30
>>780
ふーん。結論は、まだ産科医療している香具師はアホということですね。
他の科では考えられないお。


776さんの遭遇した助産師さんは
 新生児のチアノーゼ
もわからないのか? てか
 助産師なのに、危険な新生児が判断できない
って、そんなヒトにお産任せて大丈夫なんだろうか?
で、こんな一刻を争う事態に、「カンガルーケア」をやったあげくに子どもが低酸素で問題が起きたら
 責任は産科医に
なんだもんなあ。
で、776さんも産科をやめるつもりだそうだ。

785 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 16:25:01 ID:6YbDhnC10
>>781、782
いいのよ、漏れ、着々と逃散準備中やけん。
機が熟すのを待ってるだけだお。
年2kのリーマンに転身予定だお。

アルバイト先の産科で、
 危険な新生児が最初判別できない危険なお産
に遭遇した医師の話。

792 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 17:18:07 ID:3Xb4nBpz0
助産師のこだわりはアロマのほかにもベビーマッサージとかホメオパシーとかあるよね。。
あと個人的に布ナプキン布オムツにこだわってたり食事はマクロビだったり
なんか勉強熱心な助産師ほど、そっち方向に走るキャラ多し。

それは別にいいとして、バイト先で「お産です〜」と呼ばれたら部屋真っ暗。
部屋が明るいと生まれた赤ちゃんが可哀想だから
と。
その助産師は児の口腔吸引は許さんと。羊水は児が自分で吐き出すし、管を入れるのは可哀想だからと。
で、生まれてカンガルーケアして胎盤出すかと無影灯つけたら黄緑色の染みがリネンに・・
部屋の電気つけたら児は黒いし。引っぺがして呼吸音聴いたらボリボリいうし。

このMASは助産師のせいではなく漏れの責任になってしまうんだろうなあ・・

漏れの意見としては助産師はイラネ。です。
看護師の内診を認めろキャンペーンに参加します。


黄緑色のしみ、ということは羊水に胎便がまじってたってことだ。
 MAS=胎便吸引症候群
お腹の中で排便して、それを吸い込んでしまうことで、予定日を過ぎて生まれた子どもによくある。友人はこれが原因で、子どもを一人失った。
 胎便吸引症候群
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec23/ch264/ch264i.html
確かに、赤ちゃんはお腹のなかでは真っ暗だけれども、だからといって
 新生児の状態を確かめなくてはいけない分娩室を真っ暗にする
ってだけでも、飛んでもない話なのだが、
 胎便を吸い込んでいるから、一刻も早く強制的に吸引しなくてはならない
のに、子どもの状態がわからない暗い部屋で、
 助産師が口で不完全な吸引
をして、部屋の明かりをつけた時点で
 やっと、すぐに処置が必要な状態
と判明した、というなんとも恐ろしい話だ。赤ちゃんはその後問題なかったのだろうか。気になる。
こんな、万一、新生児に異常があってもすぐに確認できないお産が認められてるって、どういう病院なのだろう?

腕がよくないのに
 助産行為以外で「信者」を獲得する助産院
もあるという。


787 :卵の名無しさん :2006/08/26(土) 16:39:33 ID:6YbDhnC10
>>786
もちろんデキル助産師もいる。そういう奴は右腕となり
チームの要となってくれる。
しかし、「絆」「自然」「雰囲気」はたまた「アロマ」などにこだわり
分娩介助が危険を伴う「医療行為」だということを理解してない輩は
たくさんいる
のが現実。医師のopと同じくらいの緊張感と安全第一意識を持て。
妊婦のQOLとやらは安全が確保されたあとのハナシだ。

開業助産師にはこういう輩が圧倒的に多い。
そんな輩の尻拭いを任される身にもなれ。
自然を主張するならリス(会陰裂傷)を作るな。作ったらてめえで縫え。


アロマだなんだと言って
 会陰裂傷を作る助産師さん
って、単に助産技術がダメなだけなんだけど、少子化で子どもの数が減ってるから、こうした
 あの産婆さんは、会陰裂傷平気なのよ
という、半世紀前なら助産師の腕の指標となったことも、世間には流れていかないんだろうな。お産婆さんが活躍していた頃の
 ご近所の社交場 銭湯の女湯
は、この手のお産に関する知恵に溢れていたのだが、最近は内風呂が中心だから、近所のおばさんにこの手のお産の話を聞く機会もない。
インターネットの情報には、銭湯や茶の間で年長者がふと話してくれたような経験則は、あまり流れていないもんなあ。

どうしても、自宅や助産院で出産したいヒトは、まだあなたのおばあちゃんが生きてるなら、一度相談してみてはどうだろう? 
いい助産師さんは、
 母子ともに健康であるように、正常にお産が進む手助けができるヒト
であって、アロマなんてあってもなくても関係ない。だいたい
 あなたのおばあちゃんは、アロマがなければお産はしなかったのか?
という話で、そんなものがなくても子どもを産むことは出来るが
 チアノーゼを見逃したり、破水して三日も放置するような助産師さんには、母子の安全を託すことは出来ない
のだ。

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コメント

 なかなか2ちゃんねるでもこの板はがんばってますね。1000件のメッセージが3~4日でいっぱいになるほどなのに、マスコミは相変わらず実態を捻じ曲げて報道してたり‥困ったことですね。

投稿: SkyTeam | 2006-08-27 08:39

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